Jarno Smeets
Human BirdWings
CGI

人力飛行はわざと不鮮明に作ったCGだった

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【抄訳】
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やれやれ、昨日から今日にかけて募り来る証拠によると、人力飛行の可能性…あのWiiのセンサーを使った羽ばたき型飛行機…に夢中だったぼくの目は、現実に対して盲目だったようだ。昨日本誌は、その、Jarno SmeetsのHuman BirdWingsプロジェクトが、100メートルの飛行に成功したと報じた。しかしCG(or CGI)の専門家たちは、その人力飛行は嘘だと言った。彼らの言葉が、そのままインチキの証拠になるわけではないし、むしろMythBustersのJamie Hynemanなどは昨日、現代のテクノロジを利用すれば人力飛行は不可能ではない、という説を述べた。でもどうやらそれも、Jarnoおじさんを救えないようだ。

今日(米国時間3/21)はGizmodoに、Industrial Light & Magic(ジョージ・ルーカスのCG工房)の技術部長Ryan Martinの話が載った。彼は、Smeetsの飛行は可能性の範囲内にないから捏造(フェイク)だ、と断じている。でも、捏造としては、良くできている、と:

そう、見た目には大きな問題はないね。でも映像の質がひどいから、それも当然だろう。でもぼくは、鮮明な映像でないから、あやしい、とまず感じた。これだけの装置を作る金があるのに、まともなビデオ機器、いや、三脚すら買えない?。しかし、ぼくが捏造ビデオを作って口コミで広めようと思ったら、やはりできるかぎり低画質にして、CGであることが分かる部分をごまかそうとするだろう。もう一つ目立つのは、飛行中の彼の頭が動かないことだ。あの巨大な人工翼を付けなくてもいいから、両腕で羽ばたく動きをしてごらん。そのとき、がんばって、頭をずっと静止していようと努力してごらん。でも、あんなクレージーなことを、わざわざフェイクとしてやるやつなんかいるかな、とも思うね。あのビデオには、ほかに大きな欠点は見あたらないな。

Industrial Light & Magicのそのほかの技術者たちは、ビデオの映像を疑問視するだけでなく、そもそも物理学的におかしい、と言う。約12名のCG技術者たちは、飛行中の彼の頭の静止を指摘するだけではなく、腕の筋力だけであれだけの揚力を作りだすことはできない、と言う。まだ、脚力を使ったほうが、ましだっただろう、と。

【後略: 記事は「LinkedInのプロフィールに載っている彼の勤務先の会社は、“わが社にはJarno Smeetsという者はいない”と言った」で締めくくられている。彼への問い合わせに対し、返事もないそうだ。】

ビデオはここ、そしてGizmodoの記事はここにある。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))