Apple株、空前の高値609ドルをつける―今年に入って50%のアップ

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Appleはホットだ。いや新iPadの発熱ではなく、株価の話だが。今日(米国時間3/21)、東部時間で午後3時ごろ、Appleは市場内取引での過去最高値、$609.65をつけた。今年になってから50%の値上がりだ。2011年末の終値は405ドルだった。今日の終値は602.50で、200ドル(48.77%)のアップだ。今やAppleの1株で32GBの新iPadが買える。

Appleの高値は市場全体に大きな影響を与えた。ダウ・ジョーンズ工業株平均は7%のアップ、NASDAQ総合指数は18%もアップした。NASDAQ総合は2500社の加重平均だが、Appleの寄与分は12%にも上る[PDF]。 私が取材したNASDAQ担当者によると、NASDAQ指数の対前年比アップは4分の1がApple株の値上がりによるものだという。

驚いたことにAppleはダウ工業平均に含まれていない。 ダウ・ジョーンズにれば、この指数の目的はアメリカ株式市場の現況を単刀直入に伝え、ひいてはアメリカ経済の現状を明らかにすることにあるそうだ。ところが時価総額5620億ドルの世界でもっとも評価額の高い公開企業がそこには含まれていない。

Appleを除外していることでダウ平均に大きな欠陥が生じているのは明らかだ。Appleを含んでいればそうなったはずの値よりもずっと低い指数しか出せていない。ダウ指数も加重平均で算出されているので(ダウ係数は現在0.132129493[PDF])、仮に今年始めからAppleを含めたとすれば、指数は1495ポイントも高くなっていたはずだ。つまり13,124ポイントではなく14,619ポイントだったはずだ。

昨年10月にAppleの株価が1日で5.5%下落したとき、当時TechCrunchのライターだったMG Sieglerが「今Appleの株を売るのは大バカ者だけだ」という記事を書いた。これは大当たりだったことになる。当時Appleは第4四半期の成績がウォール・ストリートが期待したより低くかったために値を下げた。その後すぐに当時の最高値400ドルをつけたが、今日の株価に比べれば200ドルも低い。

情報開示:私はまことに残念ながらApple株はまったく所有していない。
グラフ:Google Finance.

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+