Pairは二人だけのためのiPhoneアプリ

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pair3.23.12

恋人はいるけど、相手は遠くに住んでて自分は毎日仕事が忙しい、という人は決して少なくない。ではどうやって、親密な仲を維持したらいいだろうか?。実はこのぼくも、1年半ほどそんな状況だったことがある。彼女とぼくはSkypeやメールや電話、Facebook、などなど使えるものはすべて使ってコンタクトを保った。Instagramを定員二名のソーシャルネットワークとして使って、毎日のお互いの生活を撮った写真をシェアしたこともある。

でも今では、まさにその目的のためのアプリがある。そのPairというアプリには、Pathのようなプライベートなソーシャルネットワークにある機能が揃っているが、ただし、二人の人間専用なのだ。

最初のほうのインタフェイスは、一見とてもシンプルだ。今はiOS用のみだが、自分の写真を撮ったり、ビデオを撮ったりして、それらを、お誘いのメッセージとともに、あなたの大事な人に送る。

アプリの“ペア”が成立したら、それ以降はアプリを通して何でも行う。インタフェイスの構成は、テキストメッセージ的だ。あなたが左、パートナーが右に出る。ただしコミュニケーションの方法は感動的なぐらい多様だ。単純なメッセージングがあり、ビデオがあり、写真がある(Camera+で写真を修整するオプションもある)。しかし、それ以外に”thinking of you”〔仮訳: “今あなたのことを思ってる”〕ボタンというものがあって、FacebookでおなじみのPokeのような通知ができる。

それから、お絵かき機能がある。どんな落書きでも詩でも、描いて(あるいは書いて)送ってください。

Y Combinatorに‘入学’できたスタートアップだけあって、ほかにも細かい巧妙な機能が山のようにある。トップにあるボタンは、スワイプするだけでFacetimeを起動する。”thumbkissing”(親指でキスをする)という機能は、お互いが親指で画面に触って、二人の指が同じ位置に来ると両者のiPhoneが振動する。TODOリストを共有したり、誕生日などの記念日のリマインダーをセットできる。Moments〔仮訳: たいせつなあのとき〕という部屋には、共有した写真がすべてある。

主な欠点は、といってもぼくの彼女の意見だけだけど、まず、写真をアンセレクトできない。キャプションを付けられない。複数のメッセージのテキストがまぜこぜになる。まるで自分が“うるさい馬鹿者”になったようになる。彼女の意見はもっともっとあるが、とりあえずここまで(ぼくは今、アプリから彼女の言葉を書き写しているだけだ)。

もう一つだけがまんして読んで: “検索は良くできてるわ。でも写真にキャプションを付けられたらもっと便利よ。テキストのアホなおしゃべりをあとで検索する人なんかいる?。私なら、写真を見つけるために検索をしたいわ。しかも、特定の一人の人とPairという名前のアプリを使うのは、もちろん文字どおりペアだからいいんだけど、恋人以外の関係で人とペアを組みたいことって、いろいろあるじゃない。自分の知恵や才能を、Facebookなんかで見せびらかしたくはないわね*”。〔*:汎用的、多用途的なペアツールであってほしい、ということ。〕

彼女はもしかして、本誌のライターあたりが適職かもしれないな。協同ファウンダのOleg Kostourによると、彼女が指摘したことはすべて承知しており、いまアップデート中だそうだ。でも、今のままでも十分だ。彼女はいろいろ文句を言ってるけど、Instagramのおかしな使い方を考えたり、わざわざSkypeをセットアップすることに比べれば、ずっとましだ。きみも、これに慣れなさいよ!

〔余計な訳注: 彼女の‘汎用化’説もリッパだが、関係を恋人に限定した場合でも、二人でいろいろカスタマイズして遊べないのが、最大の欠点ではないかな。アプリというより、ホワイトレーベル・プラットホームにすべき。〕

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))