健康iOSアプリ2000万ダウンロードのAzumio、睡眠状態を測るSleep Timeを公開

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カリフォルニア州パロアルトに拠点を置くAzumioは、モバイルアプリの分野では必ずしも聞き慣れた名前ではない。だから、彼らのアプリが総計2000万回以上ダウンロードされたと知って驚くかもしれない。これはAzuminoが、心拍数やストレス、睡眠などを測定する一連のバイオフィードバックアプリを地道に作ってきた結果だ。健康に機器とモバイルアプリの人気が高まり、テク系コミュニティー以外に熱心なユーザーを見出したことで、Azumioはホットなトレンドに乗りつつある。Fitbit、Lark、Up等の会社やテバイスは、消費者に受け入れられてはいるが、寝ている間に特別なハードウェアを身に付ける必要がある。

そこで今日Azumioが公開するアプリ、Sleep Timeは、目覚し時計に睡眠の質を測定する機能を組み込んだ ― 特別なハードウェアは必要ない。iPhoneの加速度計を使い、同社独自のアルゴリズムと組み合わせることで、Azumioは睡眠中の体の動きと、睡眠サイクルの異なるフェーズを測定することで、アプリが利用者を最適な時刻に起こすことができる。もちろんこれは、ふらついたりしない最高のタイミングで起こそうという発想から来ている。

Sleep Timeは、夜中じゅう人のわずかな動きを分析し、睡眠サイクルを分析し、ちょうどいい時刻に起こしてくれる。アプリを立ち上げたiPhoneをマットレスの上に置いたままにしておくだけでいい。今でも私はスマートフォンを顔の横に置いて寝ているので、さほど行動を変える必要はなさそうだ。そしてこれこそがAzumioがライバルと差別化したい(あるいは勝ちたい)と願っている点だ。

Zeo、Lark、Up、いずれもデザインも良く優れたデバイスを作っているが、デバイスを身に付けている間じゅうアプリを立ち上げておくことを考えると、アプリだけを持っていたくなるだろう。人によってはうまく働かないこともあるようだが、そうでない人にとっては頭にヘッドライトを着けるようまねをしたくてすむ嬉しい選択肢だ。

アプリはAzumioがスタンフォード大学の研究者と協力して開発した。同大学の臨床学教授であるPaul C. Zei博士は、LarkのようなデバイスやSleep Timeのようなアプリの真の価値は、睡眠パターンと心臓の健康の間には強い依存関係があることだと言っている。「Azumioは、睡眠分析のための正確な最先端アルゴリズムを開発し、モバイル健康ソリューションの重要部分として消費者が利用できるようにした」と教授は語った。

同教授はSleep Timeの価値の中でも重要な点を指摘している。これは単なる単体アプリではなく、総合的な健康 ― 睡眠だけでなく ― を改善する目的で作られた一連のバイオフィードバックアプリ群の一画を成している。これはAzumioにとって重要である。今はまだ、健康状態、睡眠、ストレス等、重要な健康シグナルをスマートフォン上で(外部デバイスなしに)追跡できるダッシュボード、までにはなっていないが、それが彼らの目指すところだ。

Azumioは彼らのダウンロード状況全般に関する未公開情報を教えてくれた。同社の代表アプリであるInstant Heart Rate(iPhoneのカメラを使って指先で脈拍を測定する)は、同社の2000万ダウンロードの大部分を占め、現在1日に20万回ダウンロードされている。先週は100万回以上ダウンロードされた。すばらしいテクノロジーではあるが、そこまでの反応は予想外だったとAzumioは言っている。もちろん彼らは、Sleep Timeや他のアプリがInstant Heart Rateの成功に乗じて、このアプリ開発スタートアップを次のレベルへと引き上げてくれることを願っている。

Sleep Timeはここから購入できる。

昨年7月、AzumioはシリーズAラウンドで、Founders FundおよびAccelから250万ドル調達した。

【訳注:原文では言及されていないが、同様にハードウェアを必要としない類似アプリとしてSleep Cycle alarm clockがある】

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)