Googleの3月の検索方法の変更、総まとめ
先月、Googleは検索エンジンのUIと仕様に非常に多くの変更を加えた。ありがたいことにGoogleはそれらの変更内容をひとまとめにしてブログにアップしてくれた。
さほどドラスティックな変更は含まれていないが、ともかく主要なものをまとめておこう。SEOに多少でも関心があるようなら覚えておく必要があるだろう。
- 記号の取扱:+, %, $, , ., @, #という文字は、従来検索で無視されてきたが、今後はインデックスされる。また式中の=記号も検索対象となる〔E=MC2など〕。
- ユーザーがGoogleアカウントのパスワードを変更すると、検索も含めてすべてのGoogleサービスから自動的にログアウトする。
- ロシア・ホッケー・リーグ、UEFAチャンピンシップ・リーグの結果がリアルタイムで表示される。同様にMaria Sharapovaのようにテニス・プレイヤーの名前を入力すると最新の戦績が表示される〔言語設定が英語の場合〕。
- プラットフォーム別検索:Angry Birdsのようなアプリを検索した場合、利用しているデバイスの種類(Android、iOS等)によって最適化された結果が表示される。また評価の星印やダンロードボタンなども表示されるようになった。
- 昨年のアップデートFreshnessは検索の最新性を向上させたが、サーバ資源を大量に必要としたため、当初ニュース検索に限られていた。これを全検索に拡大した。
- 画像検索:自動先読みされる画像の関連性、ソース・ページの質の評価などを向上させた(人気のある画像をオトリに使って検索でトラフィックを呼び込もうとするようなサイトが表示されないようにしたのだろう)。セーフサーチにも改良が加えられた。
- +1ボタンが表示される国、ドメインが増えた。
すべての項目についてはGoogle’s Inside Searchブログを参照。
〔日本版:上記以外にも「リンクのアンカーテキストを評価対象から外した」などSEOの観点から重要な変更がいくつかある。〕
[原文へ]
(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+)