Google の魔法のARメガネ、Project Glassは実在した―しかもテスト中(ビデオあり)

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噂は何週間も前から流れていたが、Googleがついにこの秘密プロジェクトのベールを外した。Project Glassと名付けられたARメガネはリアルタイムで必要な情報を表示する。Googleの秘密ハードウェア研究所、Google XのエンジニアBabak Parviz、Steve Lee、Sebastian Thrunは次のように書いている。

テクノロジーはもっと便利になるべきだと考えている。必要なときにはそこにあり、必要がなければ自ら姿を消す。そんなあり方が理想的だ。われわれが今回、このプロジェクトを公開するのは、ユーザーとの会話によって貴重なフィードバックを得たいからだ。

この語調から察するに、どうやらすでにかなり自信のもてるプロダクトに仕上がっているらしい。

もっともこのデバイスを単に「メガネ」と呼ぶのは不当だろう。最近流れていた噂ではこのメガネはOakley Thumps〔オークリー社のMP3プレイヤー組込サングラス〕そっくりな不格好な突起があるということだったが、Project GlassのGoogle+ページの写真(そのうちの1枚を上に貼った)を見るとそういうデザインではない。耳かけから額部分までメタル・フレームが通り、右側の耳かけ部分に超小型のヘッドアップディスプレイが取り付けられているようだ。

今日(米国時間3/4)、Project Glassの記事を書いたNew York TimesのNick Biltonによれば、写真が公開されたのは現在テスト中の数あるプロトタイプのうちの一つに過ぎないという。あるデザインでは(ありがたいことに)、ユーザー自身のメガネに取り付けられるタイプになっているそうだ。

デモ写真のデザインは噂よりずっと洗練されていたが、まだデザインの良否を云々するには時期が早すぎるだろう。デモビデオ(下にエンベッド)ではProject Glassが提供する機能がいくつかハイライトされている。ビデオは主人公が日常生活でこのProject Glassをどのように活用しているかを描写している。UIはGoogle+のサークルを思わせるような円形をモチーフにしており、天気予報、乗り換え、徒歩ナビが表示される他、文字、音声、ビデオでメッセージのやり取りができる。さらに音声コマンドでProject Glassに写真を撮らせたり、近くにいる友だちを表示させるところがデモされている。

これはめちゃくちゃにクールなデバイスだ! しかしWiredによれば、まだあくまでコンセプトの段階であって、製品として実用化されるまでには非常に長い時間がかかると覚悟しておくべきだという。

たしかにデモは魔法のようだが、こうしたデバイスを実現させるためのテクノロジーの詳細はまったく明らかにされていない。Biltonの記事によればこのProjectGlassは3Gないし4Gの無線ネットワークにアクセスできるというが、Googleがどうやってその機能(や他の機能)をこれほど小さなパッケージに押しこむことができると考えているのかは不明だ。

[via The New York Times]

現在さらに取材中だ。

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+