Yahoo US、大ナタ―2000人(全社員の14%)のレイオフを発表
アメリカYahooはかつてない大規模なレイオフに踏み切ったことを公式に認めた。同社がさきほど発表したプレスリリースによれば、全社員(約1万4000人)の14%にあたる2000人の職がカットされたという〔リリースの全文は原文参照〕。
Yahooはこのレイオフが完了すると3億7500万ドルの節約になるとしている。同社はレイオフ実施に伴う離職手当等の支払いに充てるためにキャッシュで1億2500万ドルから1億4500万ドルの費用がかかると予測している。
AllThingsDのKara Swisherの昨日の記事によれば、このレイオフは全社的なものだが、製品開発部門がもっとも大きな打撃を受けることになるという。Yahooは同時に大規模な組織再編を近く行う予定だと発表した。レイオフも今回で終わりということはなさそうだ。Swisherは「Yahooが新たなビジネス戦略を策定すればさらに多くの社員が職を失うことになるだろう」と述べている。
このレイオフは近年のYahooとして最大のものだ。2010年の12月にYahooは4%の人員削減を行なっているが、この際の人数は560人だった。
この事態で影響を受けるYahoo社員諸氏の今後に幸運を祈る。
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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+)