Instagram買収で、Facebookは正式にM&Aの「買い手」側になった

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今日(米国時間4/9)午前FacebookがInstagramを10億ドルで買収するという驚きの発表があった。このニュースはウェブスタートアップのエコシステム、さらにはテクノロジー界全体の現状について様々な意味を持っている ― そしてもちろん、業界(及びそれを固唾を飲んでカバーするブログ)の大半は、当分これの意味するところを分析することになるだろう。しかし、金融セクターにとってこれはある大きな出来事を表している。Facebookが合併買収における主要な「買い手」として正式デビューを飾ったのである。

当然のようにMark Zuckerbergはすでにこの認識(彼は元々忙しい男であり、M&Aの売り手側の連中は買いそうな会社を見つけると図々しい集団になることがある)を打ち消そうとしている。Instagram買収を発表したブログ記事の中で、Zuckerbergはこの買収が巨大な取引であることを認めつつも、これは必ずしも買物三昧の始まりを意味しないと念を押した。

「これはFacebookにとって大きな出来事です。これほど多くのユーザーを抱えるサービスと会社を買収するのは初めてだからです。今後このようなことは、例えあったとしても数多く行う予定なありません。

それでも、Facebookが株式上場の正式書類を提出して以来、近々何か「卒業」のようなことがあるのは明らかだった。何年にもわたってMicrosoftやGoogleなどのM&Aターゲット候補として見られてきたFacebookが、IPOを機にこれらの会社と対等の立場になり、増え続けるベンチャー支援ウェブスタートアップたち(および彼らに賭けるエンジェル投資家とベンチャーキャピタリストたち)が買い手候補と期待するリストに名を連ねるのである。

これまで、Facebookの買収はどちらかと言えば”acqui-hire”の部類だった ― 小さな会社を比較的安く買い、優れた人材をFacebookのスタッフに迎えることが主目的。評価額10億ドルと言われるInstagramの買収は、今やFacebookが大型買収の準備も整えたことを意味する。Facebookが現金50億ドル獲得を目指すIPOを目前に控えていることも理にかなっている。それだけあれば、将来いくらでも面白い買い物ができるだろう。

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画像提供:Max Woolf

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(翻訳:Nob Takahashi)