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ドッグシッターサービスの競争が激化: 全国展開のRoverが$3.4Mを調達

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旅行時に愛犬を預かってくれるサービスが、最近はWeb上で簡単に見つかるようになっている。その一つ、シアトルのRoverは、従来のケンネル(kennel)サービス*を破壊するスタートアップとして、Madrona Venture Groupが仕切るラウンドにより340万ドルの資金を調達した。同社のような飼い主の外出時に犬を預かったり、飼い主宅で世話をしてくれるオンラインサービスが、このところ、各地で増えている。〔* kennel, 犬小屋やケージに犬(ときには猫)を入れておくだけのサービス。これに対しWeb上の新タイプのサービスは、“室内飼い”型の世話が原則。〕

RoverのCEO Aaron Easterlyは、“これはとても現実的で具体的な問題だね”、と言う。“合衆国では、子どものいる世帯より犬のいる世帯のほうが多いのだから”。

Easterlyによれば、これまでのケンネルやペットホテルの料金は高すぎてリーズナブルとは言えない。一晩30ドルぐらいから、高いところは80ドルも90ドルもする。しかも、散歩や遊びで特別料金を取るところもある。

“まあだいたい、一晩100ドルは覚悟しなければならないだろうね。今の市場の90%が、そういうタイプだ”、とEasterlyは言う。“しかも、犬好きで犬相手の仕事をしたいと思っている労働力は、そこらにたくさん余っているのだ”。

VCのMadronaがなぜRoverに目を付けたのか、それには特別ないきさつがある。実はこのスタートアップのアイデアは、MadronaのマネージングディレクターGreg Gottesmanが、シアトルで行われたStartup Weekendのときケンネルに犬を預けてひどい目にあったことから生まれた。そしてしばらくしてGottesmanは、スタートアップ創業/経営の適任者とした元MicrosoftのゼネラルマネージャEasterlyに出会った。今回のラウンドには、CrunchFund〔本誌TechCrunchのファウンダMichael ArringtonのVC〕も参加した。

Roverは資金を、拠点拡大に使うつもりだ。同社はすでに500の都市に事業所があり、会員数は1万近い。Roverはドッグケアの専門家たちの団体と提携して、有能なドッグシッターを確保している。Roverの取り分は料金の最大15%、ときにはわずか3%のこともある。

“シッターたちは厳しく審査して選んでいる”とEasterlyは言う。“うちのサイトが表示しているのは、ほんとうにごく一部の優等シッターだけだよ”。

Roverには、ロサンゼルスのDogVacayなどの競合他社がいるが、Easterlyのねらいはローカルよりも全国市場だ。全国津々浦々で犬のオーナーたちが、ケンネルやご近所や友人宅などの利用から、すこし頭を切り換えてくれることを、期待しているのだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))