Bumpが新サービスをテスト中。電話機をキーボードにぶつけて写真共有

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Bumpは、スマートフォン同士をぶつけ(bump)て写真や情報を交換する人気のモバイル共有アプリだ。このたび新しいデバイスが仲間入りする。パソコンのキーボードだ。さらにBumpは新領域に進出するらしい、それはクラウドベースの写真共有。

今や8500万ダウンロードを誇るBumpがベータテスト中のサービスは、アプリのユーザーがスマートフォン上で写真を選び、パソコン上でBumpのサイトへ行き、電話機をキーボードのスペースバーにぶつけると、魔法のように画像が画面に現れるという実にシンプルなサービスだ。その後も画像をBumpクラウドに置いたまま、パソコンにダウンロードしたり、Facebookに載せたり、誰かにリンクを送ったりできる。

現在Photos.bu.mpのサイトにはごく基本的な部分しかなく、Bump自身もまだあまり宣伝していない。しかし、このサイト自身にもちょっと貴重な情報がある ― それはこのサービスが何をするかを発見する楽しみの一つでもあるのだが。

なお、オランダのブログ、iPhoneclubによると、これは電話とパソコンが同じネットワーク上にないとうまくいかないらしい(同じWi-Fiネットワーク上という意味で、私がテストしたのはそれ)。しかし、これは非常に気の利いた小技であり、電話機からパソコンなどに写真を送る素晴らしい方法だ ― 特に大きなファイルでは。

アップデート:この記事を公開した後、Bumpの共同ファウンダー・CEOのDavid Liebと話すことができた。彼によると、電話機はパソコンと同じネットワーク上にある必要はないそうだ。Bumpはこれをセミ・プライベートなベータテスト中で、先へ進む前に利用者からの反響を見ているところだと彼は言っていた。反応は「極めてポジティブ」だという。

「これは写真を共有する唯一の手段ではないかもしれないが、われわれがやりたかったのは、世界中殆どの人にとって最も簡単といえる方法だった」と彼は言う。「殆どの人が使えるレベルまで技術的ハードルを下げる」という発想だ。彼は、ユーザーの要望に応じてさらに機能を追加することも考えている。Dropbox、Picasaとの統合という2つのオプションがあると彼は言った。

長期的にBumpがこのテクノロジーを使う選択肢はほかにも考えられる。例えば、何かをネットで買う時、支払情報が電話機の中にあるなら、電話機でスペースバーを叩く方法を使ってすばやく支払いを済ませられる(将来NFCがなるべき姿を想起させる)。支払いはBumpが見据えている新分野のサービスの一つであり、最近PayPalとの連携を発表している。「われわれが写真を選んだのは、これが一番面倒な部分(写真を電話からパソコンに移す)を解決するから。しかし、もちろんほかの分野に可能性があれば追求していく」とLiebは言った。

Bumpは、今日聞いたところによるとiPhoneとAndroidデバイスに8500万以上インストールされていると言われ、本誌が以前指摘したように、現時点でモバイル-モバイル間共有の分野では市場を独占している。

あのbump動作をキーボードのスペースバーに結びつけるというこれらのサービスの発想は、シンプルなアイディアの中にどれほどの可能性があるかを示すものだ。

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(翻訳:Nob Takahashi)