もっとも良く使われるディスプレイ解像度が1024×768から1366×768にアップ〔日本では1366×768〕
1024×768のスクリーンというのはずっと前からもっと良いオプションがあるにもかかわらず、多くのユーザーがいまだに使い続けているという点でWindows XPに似ている。
しかし StatCounterの最新の情報によると、世界で1366×768のスクリーンが1024×768を初めて抜いたそうだ。3年前、1024×768はStatsCounterを利用している世界の300万のウェブサイトへの訪問者の42%を占めていた。それが現在では18.6%に減少し、2009年の5月にはわずか0.68%のシェアしかなかった1366×768のスクリーンが19.28%とトップになった。
これが世界での統計だという点に注意されたい。ヨーロッパでは昨年に首位が入れ替わっており、逆にアメリカではまだ1024×768が(僅差だが)まだトップだ。
もう一つ徐々にシェアを減少させているのが1280×800だ。この解像度は以前ノートパソコンで非常にポピュラーだったが、最近のマシンはほとんどがこれより高い解像度のモニタを採用している。
残念なのはピクセル数が増加してもピクセル密度はあまり上昇していないことだが、これもAppleがRetinaディスプレイをMacBookシリーズに導入すればがらりと変わってくるだろう。
Microsoftもディスプレイの解像度が上昇したことを喜んでいるだろう。Windows 8は1366×768を標準解像度としており、Windows 8のMetro UIの最低解像度が1366×768だ(1024×768でも作動自体には問題ない)。Microsoftの調査によると、Windows 7ユーザーのうち1024×768未満の解像度のモニタを使っているのはわずかに1.2%で、1024×768を使っているのは5%弱だという。
[画像:Flickr user Vladimir Morozov]
〔日本版:StatsCounterのデータによると、日本では1366×768が1位、1280×800が2位、1920×1080が3位となっている。〕
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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+)