UPPLEVA
HDTV

日本家電に新たな強敵? IkeaがスマートなデザインでHDTVに参入〔ビデオあり〕

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Ikeaが大胆な動きを見せた。ホームシアター・システムへの参入だ。今日(米国時間4/17)、IkeaはUPPLEVA〔ウプリェヴァ〕という製品シリーズを発表し、YouTubeに洒落た紹介ビデオ(下にエンベッドしてある)をアップロードした。

ビデオを見て分かるとおりUPPLEVAはカスタマイズできるIkeaキャビネットにすべてのコンポネントを収めてあり、ユーザーはリビングルームから接続ケーブルの束を追放できる。

メーカーがいくら能書きを並べるにせよ、HDTVというのは要するに大型モニタだ。ホームシアター・システムのデザインの中心になるべき要素ではない。UPPLEVAシリーズは「大きなボール箱に一個の製品が入ってくる」タイプの従来の家電とはまったく異なる。Ikeaのデザインの天才が遺憾なく発揮されたまったく新しいタイプの製品となっている。

IkeaはUPPLEVAシリーズの詳細―価格など―をまだ発表していないが、リリース時期は、ストックホルム、ミラノ、パリ、グダニスクベルリンのフラグシップ・ストアについては2012年6月になるようだ。秋にはスウェーデン、イタリー、フランス、ポーランド、デンマーク、スペイン、ノルウェー、ポルトガルのストアにお目見えする。2013年にはさらに多くの地域で販売されるという。

YouTubeの予告編で基本的な仕様の一部が判明している。HDTVモニタは1080pのLED液晶で、作動は400Hz、ある種のスマートTV機能が含まれるようだ。しかしUPPLEVAのセールスポイントはHDTVそのものではない(Ikeaが採用したのはもちろんハイエンドの製品だが)。

Ikeaは各コンポネントをシステムとして機能させる場合に必要な点を深く理解している―オールインワン・システムの模範ともいうべきデザインに仕上がっている。重症のオーディオ・マニアやビデオ・ギークを満足させるレベルではないだろうが、デザインが美しく機能的で、性能も一般消費者には必要にして十分だ。他のIkea製品と同様、UPPLEVAもモニタのサイズからキャビネットの色、デザインまで完全にカスタマイズ可能だ。ただし消費者は例のレンチで組み立てる必要があるのだろう。

HDTVの進歩は最近数年頭打ちになっている。消費者はもうスペックにはあまり関心がない―どれを選ぼうとほとんど差がないからだ。そこで単に美しい動画を見せる以上の付加価値を提供できるIkea(やApple)の出番が来るわけだ。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+