LearnEver

先生と生徒をマッチングしてカジュアルな学びを提供するLearnEver

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日本版Skillshareとも言えるLearnEverがスタートする。このサービスは先生と生徒をマッチングするCtoCのサービスだが、先生といってもそんな形式ばったものではない。たとえば、料理の腕前がなかなかのものだというレベルからもちろん高度な学習まで、複数人に同時に教えられるスキルを持っていれば、誰でも先生になれる。LearnEverはそういった先生が生徒を募集するプラットフォームとなる。LearnEverが提供するのは、生徒をマッチングさせるところまでで、実際の教える場はオンラインではなくてリアルな場所である。

LearnEverの使い方はこうだ。先生となるユーザーは自分が教えたいコースの名前や内容、料金などを登録して、それをFacebookやTwitterなどのソーシャルメディアに流す。生徒となるユーザーはそういった情報からLearnEverのサイトにランディングして、学びたいコースに登録して料金を支払うという流れだ。自由にコースを設定できるが、このプラットフォームは一対一の学習は想定していない。なぜなら、それが出会いになったりトラブルをおこなさいようにするためである。なので、複数人を対象としたものとあらかじめ限定しているわけだ。

どちらかといえば、知らない人になにかを教えるというよりも、ソーシャルメディアを通じて自分の知人、あるいはその知人といった知り合いのネットワークで趣味となるようなものを教えあうことを想定している。したがって、ヨガ、アロマ、クッキング、ワインなどの女性を意識したセミプロフェッショナル市場での学びのマッチングを演出してきたいのだと、LearnEverを提供するプライムスタイル代表取締役の奥田聡氏は語っている。

3月15日からクローズドベータ版としてスタートしているサイトには、ラッピング教室やパンづくり、テニスレッスンなどが並んでいて高度な知識を必要とするものではなくて、いずれも趣味ではじめられるものが多い。そして今回のリリースではWine好きのためのiPhone向けソーシャルアプリのWineAppとのコラボレーションによるワイン教室がスタートしている。

LearnEverのビジネスとしては、決済されるクラスの料金から15パーセントの手数料を受け取ることだ(先生はこれ以外に決済に使われるペイパル手数料の3.6パーセントがかかる)。その一方で、コースの内容の保証はしない。仲介をしているだけなので、もちろん登録時に審査はしているが、サービス責任は情報登録する先生側にあるようにしている。このあたりはユーザーの拡大にともなっては、不正利用の防止など、さまざまな対応が求められてくるだろう(参考)。