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アラタナ

宮崎発Fコマースのソーシャルゲートウェイがタイムライン化したFacebookページに対応

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Facebookページがタイムライン化してよりブランド色の強いページを作れるようにって数週間が経った。マーケティング担当者にとって新しいチャンネルを管理しなければいけないという手間は増えているのかもしれないが、積極的にFacebookページを活用しようという企業にとってはこの変更は歓迎すべきことなのかもしれない。Facebookページ上でEコマースを提供しようとしている人たちもいるだろうが、朗報である。宮崎に本拠地をかまえるeコマースのテクノロジーに特化したスタートアップのアラタナが、タイムライン化したFacebookページ上にEC機能を追加するソーシャルゲートウェイを本日間もなくリリースする。

ソーシャルゲートウェイは昨年1月にリリースされていたサービスだが、今回は新たにタイムライン化とモバイルに対応している。タイムライン化によってFacebookページ上で通常のECサイトのようにページを表現できるようになっている。そして決済(現時点ではペイパルペイパルからクレッジトカードまで)までFacebookページ内で完結できるようにしている。これによって購買までのプロセスにいたるまでの離脱率がかなり下がるのではないかと予想される。

特にこれはスマートフォンで有効なことだろう。モバイルでは画面遷移が多いと、画面が小さいがゆえにユーザーは面倒だと感じてしまうのではないかと考えられる。しかし、今回のソーシャルゲートウェイでは、Facebookのスマートフォンアプリ内の中で完結して、商品選びから決済まで進めるので、ユーザーの利便性は向上するだろう。

ただ、Facebook上でのコマースではうまくいかないといった話もあるようで、過去にサービスを開始したところが絶好調だという話も耳にしたことはない。けれども、アラタナによれば、同社が自社で運営しているあらたな村という農産物のECサイトだと、ほかの流入に比べてFacebookからの場合は購買のコンバージョンが3倍なんだそうだ。そういう意味ではFacebookからの流入はエンゲージメントが高いとも言えるので、あとはどうやってFacebookページにランディングさせるかが鍵となるのだろう。

なお、ソーシャルゲートウェイは日本語だけでなく英語にも対応しているので、海外向けにショップを立ち上げようとしている人でも使えるようにしている。ユーザーが使っている言語によって表示される言語が切り替わるようになっている。

今回の新版ソーシャルゲートウェイのリリースにともなって、これを採用したサイトがいくつか立ち上がるというので試しに見てみるといいだろう(アレックスライスフォースコミュニカの3サイト、ただし原稿執筆時点では未確認)


アラタナは宮崎市内に本社を構えるスタートアップで、いままでに2億2,000万円の資金調達をしている。資金調達先は直近ではジャフコからの1億円(リンク先はPDF)、それ以前はGMOベンチャーパートナーズ、GMOペイメントゲートウェイなどから6,000万円(リンク先はPDF)、地元金融機関のファンドなどから6,000万円を調達している。