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クラウド技術のオープン化標準化を目指してLinux FoundationがCloudOpenカンファレンスを開催

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今のクラウド技術に標準性がなく、各社ばらばらで相互運用性に乏しいことを嘆いたのは、つい先日のことだった。その記事のコメントとして、おもしろい見方をたくさんいただいた。そして今日(米国時間4/25)は、Linux Foundationが、“クラウドのオープン性を普及促進するためのカンファレンス”としてCloudOpenを開催すると発表した。

主立ったクラウド選手たちがすでに、CloudOpenへの参加を表明している: Canonical、Citrix、Dell、Eucalyptus、HP、IBM、Intel、OpenStack、Red Hat、そしてSUSE。プレスリリースはこう言っている: “CloudOpenはクラウドソリューションの展開と開発を担当するソフトウェアデベロッパやITマネージャのためのカンファレンスで、とくにビッグデータに関する戦略とオープンなクラウドプラットホームおよびツールに焦点をあてる。また、オープンソースのベストプラクティスと、それらの企業データおよびAPIとの関連も主テーマとして取り上げる”

このようなカンファレンスは、ベンダニュートラルなLinux Foundationが適任だ。もちろん、Linuxとオープンソース技術を中心とするコラボレーションや、今後のより高度な技術が、メインの話題になるだろう。Linux Foundationのマーケティング/デベロッパサービス担当VP Amanda McPhersonは次のように言う: “このカンファレンスは 、クラウド技術もオープンであるほうが良い、という信念を基盤としている。オープン性のメリットはこれまでの経験から自明であり、クラウドもまた、長期的な成功のためにはオープン性を要求するはずだ”。

CloudOpenに関する私の最初の質問は、もっと早くてもよかったのでは?だった。対してMcPhersonは曰く、“最近やっと、顧客もベンダも、クラウド技術に関して現実的な意思決定ができるまでに成熟してきたのではないか。だから、カンファレンス開催のタイミングとしては今がベストであり、ニュートラルなフォーラムを開催して高度な会話が展開されるものと期待される”。彼女によれば、Linux FoundationはLinuxコミュニティに奉仕するための機会を、次の三つのチェックポイントにより評価している:

  1. よそですでにやっていないか?
  2. われわれが行うのにとりわけふさわしいサービスか?
  3. そのサービスを充実して行えるための十分な質と量のリソースを担保できるか?

プレスリリースを読むと、このカンファレンスはIaaS(Infrastructure-as-a-Service)の企業やプロジェクトに焦点があてられているようだ。そこで、PaaS(Platform-as-a-Service)の連中もディスカッションに招待されているのか、と聞いてみた。するとMcPhersonは、“もちろん両者ともに招待されている。両サイドをそれぞれ代表するベンダたちの参加を期待している”、と確言した。彼女によると、CloudOpenはLinux Foundationの会員企業/機関だけが対象ではない、完全にオープンなカンファレンスなので、多くの非会員の参加を期待している、ということだ。

CloudOpenの開催期間は8月29-31日、風光明媚なカリフォルニア州サンディエゴでLinuxCon North Americaとの併催で行われる。事前登録で400ドル、LinuxCon North Americaの全プログラムにも参加できる。Linuxとオープンソースに関するそのほかのカンファレンスと比べても、とてもリーズナブルな参加費だ。

本誌はいずれLinuxCon North Americaも紹介したいし、CloudOpenカンファレンスでいろんな会話を聞くのが、とっても楽しみだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))