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Facebookが乱用、いじめ、スパムのなどの苦情処理プロセスを透明化するダッシュボードをリリース

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Facebook Community Support

Facebookは誹謗中傷、ネットいじめ、差別発言、スパムなどの不正行為を追放する取り組みの一環として新しいサポート・ダッシュボードを発表した。

このダッシュボードはには、ユーザーからの通報がFacebook 側でどのように処理されたかが、処理の完了まで詳しく公開される。ユーザーは自分の報告が検討されているのか、不適切だと通報した記事が削除されたか否かに加えてその決定に至った理由を知ることができる。このサポート・ダッシュボードは順次全ユーザーのアカウント設定ページに公開されていく予定だ。

「ネットいじめ」は以前からインターネットで問題になってきたが、Facebookでは特に深刻だ。Consumer Reportの記事によれば、2010年から2011年にかけて子供たちの被害者は100万人を超えるという。サポート・ダッシュボードはユーザーが被害を訴えれば、Facebook側が実際に訴えを聞き、対策を取ってくれることをはっきりさせることによって安心して利用できる環境を作ることを狙っている。

「ネットいじめ」その他の不適切な行為の防止におけるFacebookの努力は他の同種のネットワークより進んでいる。Facebookより新しいものの利用者の平均年令は高いTwitterの場合、不適切な投稿の通報制度はいっさいない。スパムにフラグを立てることができ、不愉快なユーザーをブロックできるだけだ。Google+の場合は何種類かの不適切行為を通報できるが、削除されたかどうかなどのの結果はユーザーに通知されない。

昨年Facebookはソーシャル通報制度を設けて、「いじめ」その他の問題をユーザー間で解決するる手助けをした。Facebookの一般的基準に照らして違反ではないものの、本人ににとって公開されて欲しくない不愉快な写真がアップされた場合、ユーザーは投稿者に写真の削除を要請できるようになった。

もし相手が同意しない場合、あるいは不愉快な行為がFacebookのサイト利用規定に違反していると考えた場合、ユーザーは「報告」ボタンを使ってFacebookに通報することができる。今回はこのボタンからの通報を処理が完了するまでモニタしようというものだ。いじめ、いやがらせ、差別発言だけでなく自傷行為、あからさまな暴力、ヌード、ポルノ、身元詐称、プライバシー侵害、著作権侵害、フィッシング、スパムなどもサポート・ダッシュボードを通じて処理をモニタすることができる。

私が友人の中学校教師から聞いたところでは、残念ながらFacebook上の「ネットいじめ」は生徒たちの間でいたるところで見られるという。 実際、2007年のPewの調査報告でも39%のユーザーがなんらかのハラスメントを経験しており、10代の若者の34%がハラスメントによってパニックに陥ったり強い恐怖を味わったりしたことがあることが分かった。昨年はオバマ大統領がFacebookでのいじめを止めるようわざわざコメントを出したほどだ。

サポート・ダッシュボードはいじめの被害者にとって心強いだけでなく、いじめる側に対してアカウントを剥奪されて友だちをすべて失うという処罰がありうることを警告する役目も果たすだろう。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+