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新技術「センサーフュージョン」によるショッピングモール内ナビ

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たしかに、GPSはA地点からB地点へ行くときには助かるけど、でもショッピングモールの中でケーキ店Cinnabonを見つけたいとき、どうする? Fraunhoferが作った新製品のシステムは、いわば“店内ナビ”ないし“モール内ナビ”で、建物内のユーザの現在位置をとても単純なセンサーを使って判定する。

このシステムは、ユーザが建物内に入って、QRコードをスキャンすると動き始める。それによってシステムには、ユーザの現在位置が分かる。内蔵の歩数計と羅針盤により、ユーザがどっちへどんな速度で向かっているかが分かる。GPSの信号を使わずに、ユーザが歩いた距離と方角だけで位置が分かるのだ。

加速度計が体の動きを計り、磁界センサーがユーザの体の地球の磁界との相対的位置関係を計る。両センサーの協働により、ユーザの移動パターンをきわめて精密に写像できる。von Rosenbergはこのような、複数のセンサーのインテリジェントな結合技術を“センサーフュージョン”(sensor fusion, 複数のセンサーの融合)と呼んでいる。とくにすばらしいのは、このモジュールが、ユーザによるキャリブレーションを必要としないことだ。それは自力で、ユーザが長い足の持ち主であるか、それとも歩幅の小さな人であるか、などを検出する。

このシステムはMST-Smartsense Sensorと名付けられ、プロセッサを内蔵し、タブレットやスマートフォンのようなモバイル製品にも組み込める。今はまだ概念実証の段階だが、歩数計と加速度センサーのある携帯なら比較的簡単に実装できるだろう。でもしばらくは、お近くに閉店したショッピングモールのある方は、彼らがそこでシステムのテストをしているところを見物しよう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))