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グリー決算発表「指摘があった場合には適切に対応していきたい」

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今日はグリーの決算発表だった。いつもの報道機関向けの決算発表会とは違って緊張感があったのは、この数日間話題となっているコンプリートガチャを中心としたソーシャルゲームの問題が取りざたされているからだ。これに対して何か新たな見解なり声明がグリー側から出されるという期待もあったが、代表取締役社長の田中良和氏は、(消費者庁から)「当社および関連企業による6社協議会に指摘があった場合は適切に対応していきたい」と語り、具体的な話には「基本的にはコメントを差し控えたい」ということだった。

松原消費者担当大臣も「ソーシャルゲームの問題性が大きくなる前に一定の方向性を出す必要がある」と本日コメントをしていることからも、近日中に消費者庁からなんらかの正式な動きがあるのだろう。

業績に及ぼす将来的な影響についてもグリーからは具体的なコメントはなかった。ただ、コンプリートガチャの売上がなくなったとしても、「業績として揺らぐものではないが、さまざまなサービスをユーザーに提供していくことで売上を上げていく」とのことだったので、今回の一連の話題が何か影響を及ぼすのだとしたら業績面よりも、どう判断されるのかという信用面なのかもしれない。

グリーはこの決算発表上でいくつか利用環境向上に対して新たな取り組みを含めて発表している。もちろん、今回の問題は特定の事業者を差しての問題ではないので、グリー自体だけの問題ではないが、ソーシャルゲームのリーディング企業としての行動には注目が集まるので、なんらかの見解は聞きたかったが、いずれにせよ、消費者庁の正式な動き次第ということだろう。

グリーの決算について付記しておくと、2012年6月期のQ3(2012年1月から3月)の売上高は461億8900万円、営業利益は245億4900万円で前四半期よりもさらに売上高で11パーセント増、営業利益で9パーセント増だった。