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落書きを楽しむDoodle.Ly。これまでになかった「ソーシャル」機能を付加してバージョンアップ

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Screen shot 2012-05-07 at 9.27.25 PM画像やイメージというものの果たす役割が大きいことに異論はないだろう。異論はないどころか、イメージを扱うPinterestは、今まさにスーパーホットだ。Instagramについても言うまでもないだろう。あえてひと言だけ言うならば、Facebookが10億ドルもの金額で売上0の企業を買収したということだ。そしてOMGPOPのDraw Somethingも大ブレイク中だ。

こうした状況の中、この画像・イメージ分野での起業や資金獲得を狙うアントレプレナーが増えてきても何ら不思議はない。そうした方向に進んでいるように見えるサービスのひとつが、Doodle.lyだ。アプリケーションの提供開始は昨年7月のことだった。パブリックベータの利用者を獲得して、2月には公式のiPadアプリケーションをリリースした。しかしリリース以来、はっきりした動きもないままに推移していた。しかしこの度、「ソーシャル」の機能を付加することで、どうやら人気を集めそうだ。

先を続ける前に、Doodle.lyについて説明しておこう。アプリケーションで何ができるかといえば「お絵かき」だ。よくあるタイプではあるが、機能は充実していて使いやすくできていると思う。いろいろな色を使うことができるのはもちろん、画材としてもマーカーや鉛筆、あるいはペンや蛍光ペンなどというものを選ぶことができる。また指ないしスタイラスを動かす速度を検知して、(選ぶ画材によっては)すばやく動かすと太い線、ゆっくり動かすと細い線を引くことができるようになっている。つまりS-Pen対応のGalaxy Noteを買いに走らずとも、筆圧検知式の使い方ができる。

そしてここに、新リリースで「ソーシャル」機能が加わったというわけだ。これによって利用者の広がりに加速度がつくのではないかと期待される。これまでのところでは、アプリケーションのダウンロード数は20,000を超えたところで、サイトへのビジター数も300,000まであと少しというところだった。但し、広告宣伝やソーシャル機能をなしに成し遂げた数字であることは意識しておいていただきたい。そして、この度、「ソーシャル」の追加によって状況が変わりそうだというわけだ。

今回のバージョンアップで、Doodle.lyでは「Like」(いいね)が使えるようになった。また、他の利用者がLikeしてくれればプッシュ通知が届くようにもなった。また「Popular」というタブもでき、ここで人気の落書き(doodle)を見ることができるようにもなった。いずれの分野であれコミュニティ形成的な意味合いを持つアプリケーションでは、「Popular」タグや「Like」の機能は必須のものと言って良いだろう。Doodle.lyにこうした機能が加わったのは非常に良いことだと思う。

共同ファウンダーのDarren Paulにコメント機能を実装するつもりはあるのかどうか確認してみた。そこは難しい判断なのですよ、というのが返答だ。「一所懸命に絵を描いた人が、何かネガティブなコメントを目にするなどということはおこってほしくありません。慎重に考慮する必要があります」とのこと。「文字のコメントを採用せず、イラストでコメントできるようにするという方法について考えたりもしています」とのこと。

ところでサービスの人気というのは、集まった人数のみではかれるものではない。「誰が」使っているのかとか、有名人がどの程度使っているのかということでも人気は左右される。Doodle.lyにとってはラッキーなことに、Twitterの共同ファウンダーであるEvan WilliamsはDoodle.lyもサービスを利用したことがあり、数日前にはなかなか面白い自画像を公開していた。

但し、だからといってサービスにとって稼ぎになるわけではない。この点は今後問題になってくるだろう。但し、Doodle.lyはブランドと消費者を繋ぐサービスとして活用される可能性はあるだろう。実際、Doodle.lyはテストケースとして、アイスホッケーチームのNew Jersey Devilsとのコラボーレーションによるイラスト(落書き)コンテストも開催した。優勝者のイラストは応援タオルに印刷された。この実験には600人以上が応募して、投票には20,500人が参加した。これはまさにウィンウィンで双方を繋ぐ可能性があることを示す好例となっただろう。

アプリケーションは無料で、こちらよりダウンロードできる。

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(翻訳:Maeda, H)