人気ではなく品質でアプリを選ぶ–Facebookがソーシャルアプリストア「App Center」を発表

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Facebookは米国時間5月9日、近日中にApp Centerをオープンすることを発表した。Facebookと統合された高品質なゲームやユーティリティを、パーソナライズされた単一のハブスペースで探すことができるというものだ。また、同社は今回初めてプリペイド課金のWebアプリやHTML5アプリを販売できるようにする予定で、現在この機能のベータテストを実施している。App Centerには通常のWeb経由でもモバイルからもアクセスでき、Webアクセス時に見つけたアプリをモバイル端末に送ることもできる。

1年前にFacebookは、パーソナライズを導入していなかったアプリディレクトリを終了させている。その前例とちがって今回のApp Centerでは、その時点で提供されているすべてのアプリを羅列することはしない。購入者の評価が高く、ユーザーが自発的にシェアして普及が進んでいるアプリのみを表示する。また、レコメンド表示するアプリは、ユーザーの行動傾向に応じて都度異なる。

詳細は以下のとおり。

  • App Centerのデザインは調整の最終段階にあるが、現時点での外観から察するに、ユーザーが使っているアプリを基に最初のページに表示するアプリのレコメンド傾向を定めるようだ。友人が頻繁に使っているアプリや人気のあるアプリ、売れ行きが好調なアプリ、「今週のおすすめ」というような紹介形式があり、アプリをカテゴリ別に見ることもできる
  • Facebook App Centerのアプリ表示では、Apple App Storeなどの他社マーケットプレイスと違って一覧表示の内容はユーザーごとに異なる。1つのアプリが広範囲にヒットする構造にはなっていない。したがって、インストールベースなどの指標よりも品質に開発者の目を向けさせる必要がある
  • アプリの露出に影響する要素は、カスタマレーティングや滞在時間、再訪問数、ユーザーがこれまでに利用しているアプリとの類似性、友人間での普及状況、スパムレポートなどだ
  • 開発者向けの情報としては、自分のアプリをより有利にするためには、アプリの登録を5月18日までに行うとよい。ガイドラインに準拠したアプリであれば、この日までに申し込めばApp Center開始時には優先的に表示される

  • Facebookのアクセス解析機能Insightsに新たな指標が追加され、品質評価の状況をみることができる。アプリ変更時には、変更がユーザーの評価にどう影響しているかを測ることができる

  • FacebookはiOSやAndroidと張り合おうとしているのではなく、Facebookを起点としたアプリを両プラットフォーム上で普及させるのが狙いだ。OSに直結するアプリに関しては、Apple App StoreとGoogle Playに誘導される

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(翻訳:AOL翻訳編集部)