KDDI、Android携帯の夏モデルの推奨ブラウザにMoboTapのDolphinを採用

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MoboTapのDolphinブラウザは世界ですでに1600万ダウンロードを数えるほどの人気を呼んでいる。それにとどまらず国際展開でも重要な一歩を踏み出した。

今朝(米国時間5/15)MoboTapは日本の大手無線キャリヤ、KDDIと同社の発売するAndroid 携帯にDolphinブラザをプレインストールすることで合意したと発表した。

KDDIは日本で第2位の無線キャリヤであり3500万人近い契約者を持つ。このうち約20%がスマートフォン・ユーザーだ。全体としてMoboTapにとりアメリカ国外にブランドを展開する上で非常に大きなチャンスといえるだろう。

MoboTapとDolphinはこれまでも日本市場と無縁だったわけではない。2011年 にはSoftbankと提携している。しかしMoboTapでは今回のKDDIとの提携を今年計画している国際展開の非常に重要な要素と位置づけている。MoboTapのマーケティング責任者、EdithYeungは私の取材に対して「かなりの時間がかかったが提携がついに実現してうれしい(両社の担当者が初めて接触したのはTechCrunch Disrupt2011会場だった)」と語った。MoboTapは中国と韓国でも同様の提携先を求めて努力を重ねている。

なお、KDDIの携帯電話の販売戦略はアメリカにおける一般的な戦略とはやや異なる。少しずつ随時新製品を発表する代わりに、KDDIは季節ごとに日時を定めて一斉に新製品を発表する。2012夏モデルは昨夜発表されたばかりだ。そのうちのいくつかの製品にDolphinブラウザが初めてプレイストールされているという。

KDDIがDolphinを採用した理由は? 標準のAndroidブラウザのどこが不満だったのだろうか? KDDIアメリカのオペレーションの責任者、清水一仁氏によれば、Androidの標準ブラウザの最大の問題点はカスタマイズが制限されていることだった。KDDIはDolphinをデフォールト推奨ブラウザとして採用することにより、KDDIが提供するサービスを登録したブックマークを立ち上がりと同時にロードするなど、ユーザー体験を改善することができると考えたという。

「われわれはDolphinブラウザの採用によってユーザーが最初に目にする内容をわれわれのサービスにアクセスしやすいものにできると考えて」と清水氏はいう。

KDDIがDolphinを採用するのはこれが初めてではない。DolphinはKDDIの auスマートパス有料サービスに3月から採用されている。この際、日本語化にあたって多少の修正が加えられているのだが、最近オリジナル版に追加されたSonar音声コマンド機能が除外されているのが残念だ。しかしMoboTapのチームは現在日本語化を急いでおり、近々実現するということだ。

〔日本版〕MoboTapを「デフォールトのブラウザに採用した」という記述がありましたが、あくまで「推奨ブラウザとして導入した」ということです。お詫びして訂正します。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+