Facebook上場初日、ブームは起きず―終値は売出価格ぎりぎりの38.27ドル、時価総額1049億ドル

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Facebook上場の初日の取引は42.05ドル、売り出し価格の38ドルを10.5%上回る価格で開始された。その後40ドルから41ドル台を小刻みに往復する値動きとなった。〔日本版注参照〕。あまり劇的な展開ではなかったが、Facebookはできるだけ高値をつけるのに成功したわけで、売り出し価格の設定は巧みだったといえる。

NASDAQのシステムの不具合で取引情報がうまく伝わらず、朝の取引開始が30分遅れるという事故があった。取引開始が5分ずつ遅らされていたが、NASDAQのグローバル顧客企業担当上級副社長のBruce Austによれば、大規模な上場の際にはときおりこういうことがあるという。その後は順調に取引が進んだ。

昨日、Facebookはそれまでに公表していた34ドルから38ドルという価格帯の最高値を取って売り出し価格を1株当たり38ドルに決定した。これによって今回の上場はテクノロジー企業として過去最大となった。Facebookは1億8000万株、Peter Thiel、Accel Partnesなどの既存株主がさらに2億株以上を売却した。テクノロジー企業の最近の大型上場はZyngaで、この場合は上場初日に10%値上がりして11ドルとなり、時価総額は77億ドルとなった。

Facebookの上場の影響かZyngaの株は13.3%値下がりした。理由は不明だが、FacebookのIPOでブームが起き、つられてZyngaも値上がりすると読んだ投機筋がそうならなかったのを見て売りに回ったのかもしれない。

こちらはCEOマーク・ザッカーバーグ、プロダクト担当副社長クリス・コックス、COOシェリル・サンドバーグ、CFOデビッド・エバースマンらがメンローパークの本社の中庭の壇上に並び、ザッカーバーグがNASDAQの取引開始の鐘をリモートで鳴らした場面だ。

〔日本版〕午後は40-41ドル台で小刻みな値動きだったが、東部時間午後3時頃から急落し、Google Financeのデータによれば午後4時の終値は売出価格ぎりぎりの38.27ドル、時価総額1049.2億ドルという結果となった。値動きはこちらで確認できる。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+)