人気上昇中のFotopedia:月間画像ビュー数2億。旅行雑誌風アプリケーションも人気で、新たに「モロッコ」をリリース

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fotopedia_morocco_logoFotopediaは、iOS向けの旅行関連写真アプリケーションとして評判が高まりつつある。そのFotopediaが新たにモロッコを扱う無料アプリケーションをリリースした。新iPadのレティナディスプレイにも最適化されており、また他のアプリケーション同様、プロフェッショナルによる素晴らしい写真が掲載されている。

今回リリースした「モロッコ」は、Fotopediaからの11番目のアプリケーションとなる。グローバルビジネス部門のバイスプレジデントであるChristophe Daligaultに先日話を聴いてみたところ、これからは四半期ごとに2本ずつアプリケーションをリリースしていく予定だとのことだった。

Fotopediaは誕生以来、自らの立ち位置を微妙に変更してきている。Fotopediaが当初提供していたのはiPad時代のコーヒーテーブル・ブック(訳注:コーヒーテーブルなどにおかれる大型のビジュアルブックのこと)といった感じのものだった。大量の写真を利用者に向けて提供するという方向性を持っていたわけだ。しかしDaligaultによれば、ほとんどの人はごく一部の写真しか見なかったのだそうだ。そこでFotopediaは総花的なアプローチをやめ、扱う対象を絞り込むことで、美しい写真を掲載する旅行マガジンとしての立場を確立しつつあるというわけだ。こうした方針に則って、さまざまな地域を取り扱い、写真以外のコンテンツも充実させたアプリケーションをリリースするようになっている。

こうした流れの中、iPad自体の好調な売れ行きも相まって、Fotopediaはここ数ヶ月で大幅な成長を達成している。3月にはアプリケーションを通じたページビューが1億2000万だったが、これが4月には2億へと伸びている。このうちの60%がiPadからのものであり、またiPad経由の閲覧数全体を見ても、3月比で4月は70%の伸びを示している。

アプリケーションは1200万件以上がダウンロードされており、平均で月に4.5回開かれているのだそうだ。開かれる回数についてみると、Fotopediaが雑誌風のスタイルを展開するようになって、徐々に増加してきているのだそうだ。

また成長にともなって、ビジネスモデルも進化しつつあるようだ。現在の無料アプリケーションは、スポンサーや従来風のページ広告を掲載することにより提供されている。Fotopediaは今後に向けて「画像版AdWords」のようなものも構築しようとしているところだ。実現すれば利用者の住んでいる場所や興味にターゲティングする独自広告を展開していくことができるようになる。Fotopediaのアプリケーションは世界的に人気を集めていて、さらに利用者は旅行に興味を持つ人が多い。こうしたことを考えれば、広告スポンサーはすぐにでも見つけられるのだろう。

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(翻訳:Maeda, H)