450万ユーザーに成長のFab.comを率いるCEO、Pinterestとの協業に関心(あまり使ってないけど)

次の記事

OCRにも利用されているreCaptcha。言語学習および翻訳サービスに同様の仕組みを活用するDuolingoが間もなくサービスイン

Fab.comのJason Goldberg最高経営責任者(CEO)がニューヨークで開催中のTechCrunch Disruptに登壇、Fab.comのグランドビジョンを語った。ローンチして1年たたないが、すでに450万人のメンバーがいるという。

それを称して「Eコマースサイトではない。ムーブメント(運動)なのだ」と彼は言う。

Fab.comをムーブメントだとすれば、目標は何だろうか。サイトの生い立ちに話はさかのぼる。まだ彼の会社が男性同性愛者向けのソーシャルネットワークサイトFabulisをやっていたころのことだ。「十分な数のユーザーを集められずにいた」といい(当時約15万人が利用していた)、Goldbergら創業メンバーは次の方向性を議論した。ナプキンに円を描いて、彼らの熱意や未開拓市場、チームがその分野でやれることを話し合った。そんな議論で描かれていったたくさんの円から、デザインという分野に発想が結びついた。

Goldbergは、デザインにまつわるすべてがある場所という認知をFab.comで確立したいと考えている。具体的に言えば、ほしいものがはっきりしている場合にはAmazon.comなどのサイトに行けばよい。だが、「あかりがほしい」「宝飾品を探したい」と思ってはいるが定まった形をイメージしていないときには、「あるとは知らなかったものと出会う」最初のステップがFabになるはずだという。

続いて事業拡大の話題へ。聞き手役を務めたAlexia Tsotsisは、億ドル規模の資金調達を進めているという噂を引き合いに出した。数十億ドル規模の評価を受けているとされる。Goldbergはこの説を否定しなかったが、「クローズしていない資金調達ラウンドについてはコメントしない」と述べた。また、バリュエーションにはあまり時間を割いていないとも語った。

さらに、Fabの今年の売上高が1億ドルになるか2億ドルになるかはあまり問題ではなく、デザイン関連分野として「ブランドを確立する」ことが重要だという。Goldbergは「使った人が幸せになり、そこから収益があがる」という言い方をした。

最近サイトで実施したリニューアルにも話題は及んだ。リニューアルではフラッシュセール的な志向を弱め、ソーシャルショッピング色を強めた。

「初日以来、Fabをフラッシュセールサイトだと言ったことはない。Fabはデザインだ」とGoldbergは応じた。

聞き手のAlexiaはリニューアル後のデザインをPinterestと比較し、Pinterestがショッピング機能を導入して競合になったらFabはどうなるかと尋ねた。Goldbergの答えは、Pinterestを日常的に使って言うわけではない(試したことはある)が、2つのサービスは相互補完的かもしれないとしたうえで、「いっしょにやりたいですね」というものだった。

[原文へ]

(翻訳:AOL翻訳編集部)