グリーがグローバル向けのGREE Platformをリリースーー国内・海外で同一のゲームを配信可能に

次の記事

そして、第3回TechCrunch Disrupt NYの勝者は……

グリーはかねてからそのプラットフォームを世界で統一することをアナウンスしていたが、その「GREE Platform」を今日から提供開始したことを発表した。このプラットフォームはAndroidおよびiOS向けにて提供されるもので、これにあわせて今回GREEのデザインとUIもこれに合わせてリニューアルしている。たとえば、アプリ紹介機能では友だちのプレイしているアプリが紹介されたり、あるいは、ゲームへの招待を受け取ったり、自分のアプリをプレイしている状況をストリーム上で共有するようなコミュニケーション機能である。これによってグリーでつながったゲーム友だちとの関係をより深めようということなのだろう。

グリーの内製ゲームである聖戦ケルベロス、海賊王国コロンブスもそれぞれCerberus Age、Pirates Ageとしてグローバル向けにリリースされた。これ以外のGREEのゲームも順次グローバル向けにリリースされる予定である。

プラットフォームが統一されることの最大のメリットは、ディベロッパーがリリースするGREE向けのアプリやゲームは1つ作成すれば、それが世界中のすべてのユーザーに提供されることだろう。ライバルのDeNAは日本国内、欧米を中心としたらグローバルプラットフォーム、そして中国向けといったようにプラットフォームがそれぞれ異なる戦略をとっているが、GREEにはその垣根はない。ただ、それぞれの国や言語によって使われ方や市場環境も異なってくるので、どちらがいいとは一言では言えない。

GREEプラットフォームはまずは日本語と英語に対応し、2012年9月には14カ国語に対応するという。どの国でどういったものが流行するのかはわからないが、主マーケットは北米/英語だとしても、思わぬ場所で意外なものがヒットするなんてこともあるのかもしれない。

なお、グローバルで統一されたGREE Platformは、国内で開発されたもので、以前に買収したゲームプラットフォームのOpenFeintからユーザーベースを引き継ぎ、OpenFeintそのものをアップデートしたものではない。

グリーの海外での実績は内製のZombie JombieやAilen Familyなどもあるが、今月に2.1億ドルで買収したFunzioのように月間500万ドルの売上を誇るものも手中に収めているので、こういったものも順次GREE Platformに登場してくるものと思われる。