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Google Playに待望のAndroidアプリ内定期購読機能が追加

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Androidデベロッパーに朗報だ。Googleが Google Playのアプリストア内で定期購読タイプの料金の支払を受けられる機能を追加した。

昨年アプリ内で支払機能がリリースされ、デベロッパーが無料試用後の有料アプリ購入代金や広告料金を受け取ることができるようになった。今回、年ぎめ、月ぎめで定期的に料金支払を受けられるようになったことは、特に本格的なゲームのデベロッパーにとって大きな価値があるだろう。そうしたゲームには喜んで月ぎめなどで利用料金を支払うファンが大勢いるからだ。もちろんパブリッシャーがタブレットなどで雑誌を販売するのにも向いている。

この定期購読契約には年ぎめと月ぎめがあり、すべて自動更新される。価格についてはデベロッパーが自由に設定できる。パブリッシャー向けのHTTPベースのAPIが用意されており、パブリッシャーは自社の運営するウェブサイトその他からも定期購読を受け付けることができる。Googleのバックエンドのサーバが定期購読の認証やキャンセルを一元的に管理する。ユーザーはAndroidにかぎらず様々なデバイスやウェブサイトから定期購読の支払いやキャンセルができるので便利だ。

売上代金の分配率は従来のアプリ内支払の場合と変わらず、Googleが30%を受け取る。AppleがiOSのアプリ内購読機能をリリースしたとき、Financial TimesはAppleへの配分を嫌って、HTML5ベースの独自のウェブアプリを開発した。Googleの状況はこれよりやや複雑だ。Googleの場合、Appleに比べてキャリヤ課金の比重が大きい。つまりこの30%の分配金はGoogleではなく実際には携帯キャリアに流れる可能性がある。

今日(米国時間5/24)、Googleはこの機能をまず関係の深い一部のキャリヤに提供開始した。その1つはGlu Mobileで、モバイル・ゲームの開発を専門にする上場企業だ。製品としてはアクション・アドベンチャーのGun Brosなどがある。Glu Mobileは最近の四半期でスマートフォンから1700万ドルの売上を得ている。直前の四半期に比べて72%の増加という好成績だ。

Googleはデベロッパーのマネタイズ手段に関してもiOSに急速に追いつこうとしている。モバイル市場の分析を提供するFlurryによれば、デベロッパーはiOSでの収入の約4分の1をAndroidで上げているという。Androidの売上が低いのは有料ユーザー数の少なさが原因だ。 実は1ユーザーあたり平均(1人のユーザーが支払った額の平均)でみるとiOSとAndroidはほぼ同額だという。Googleがユーザーの支払チャンネルを拡大すれば売上の増加につながる可能性が高い。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+)