そのフレーズはつぶやいてはならない–Twitter都市伝説の真相を探る

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Words You Can_t Tweet 2

それはTwitterの共同ファウンダー、ジャック・ドーシーの幼児体験のトラウマから来ているのだという。ドーシーの父はあまりにも厳しく「Get better(上達しろ、良くなれ)」と言い続けたためドーシーはその言葉をTwitterで呟けないようにしたというのだ。実際やってみると、おや、このフレーズは投稿できない!

それじゃあの都市伝説は本当だったのか? いやいや、かつがれているのだ。真相はこうだ。

そもそも開発当初Twitterはスマートフォン・アプリではなかった。それは140文字のテキスト・メッセージを素早くインターネットを通じて適切な相手に対して配信するシステムだった。そのためにTwitterにはフォロー/フォロー解除、プロフィール変更などがテキストベースできるよう、SMSから借りてきたコマンドが組み込まれていた。このコマンドが送信されると投稿としては表示されず、特定の動作が実行される。

Twitterでは、get [1単語] というフレーズはSMSのコマンドとして解釈される。

もっと試してみたいなら、Fav [ユーザー名] でそのユーザーの最後のツイートをお気に入りにできる。Suggestという1語を送信するとお勧めのユーザーが表示される。すでに無効になったコマンドもあるが、一部のコマンドはウェブやスマートフォンからでも有効に作動する。たとえばfollowjoshconstine で私をフォローできる。単に “f [ @なしユーザー名]でもフォローができる。“例の謎のgetbetterもその1つで、 StackExchange Skepticsに質問が出て、DMIというユーザーが回答していたようにSMS経由でないと作動しない。

都市伝説についていえば、ドーシーの父親が口うるさくGet betterと言って息子の尻を叩いたということはないようだ。ドーシー・シニアはピザレストランの経営者で良い父親だったように思われる。FastCompanyによると、ジャックの「ジャックの父親はエンジニアで、ある種の連続起業家だった。11歳のときにジャックがレゴとボールベアリングと磁石で質量分析計のモデルを作ったときも手助けしてくれた。彼の父はジャックの起業家精神は父親譲りだ」という。

逆にTwitterの共同ファウンダーにしてSquareのCEOであるドーシーは起業家に対して Get better! とアドバイスしている。起業家精神の普及に貢献したとしてある賞を受賞したときのスピーチでジャックはこう言っている。「驚くようなイノベーションが起きるのを漫然と待っていてはならない―自分自身がそのイノベーションであれ」。

[イラストはWes Duvall、初出はFast Company]

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+)