slide.ly

ソーシャルを活用したスライドショーを簡単に作成できるSlide.ly

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slidely-logo写真を集めてスライドショーにするというサービスが一時話題になったことがあった。否、テルアビブに拠点をおくEasyHiは、写真スライドショーサービスが過去のものでないと確信している。シード資金100万ドルを獲得している同社はSlide.lyという新たなサービスを立ち上げたのだ。以前、Slide.com(2010年にGoogleが買収している)が行なっていたことを先に進めようと狙うサービスだ。現代に即して、Googleで検索した写真、友人のものないし自分のPCに保存してある写真などに加え、Facebook、Instagram、Flickr、Pickplz、そしてPicasaなどをソースにしてスライドショーを作成することができる。利用する写真を選んだ後は、SoundCloudやYouTubeなどからBGMを選び、そして(今や当然なのかもしれないが)Instagram風エフェクトを追加することができるようになっている。

昔Slide.comがMyspaceのトップに半永久的に作品を埋め込む方法を提案して賛否両論があった。Facebookの場合、Slide.ly作品をトップに埋め込んでおく方法はない。Facebookで共有する場合にはタイムラインに掲載したり、あるいはFacebookページに掲載するということになる。もちろんTwitterやメールで共有することもできるようになっている。

運営するEasyHiの設立は2010年だ。CEOはTim Moreで、12年以上にも及ぶインターネットアプリケーション開発の経験を持つ。とくに熱心なのは音楽及び写真関連のもので、Slide.lyは本人にとっても非常に気に入っているサービスであることだろう。「自分自身をクリエイティブに表現するということが、私たちEasyHiのDNAに組み込まれた使命なのです」と語っている。現在は10名の社員にて運営されている。」

このSlide.lyを見ると、簡単にスライドショーを作成できるAnimotoや、写真コレクションを共有するErly、あるいはパワーポイントや単純なフォトアルバムを代替しようとするDIY系ツールと同様のジャンルにあるものと感じられる。

しかしCEOのMoreによれば、狙いはスライドショーとは少々異なる所にあるそうだ。曰く「スライドショーというのは私たちにとってスタート地点なのです。私たちが目指しているのは『ストーリー』を伝えるための手段を提供することです。そのためにはたくさんの写真を扱えるようにしておく必要がありますしね」とのこと。「単なる個人的なストーリー(この分野には多くのサービスがあります)ではなく、多くの人が関心を持っているトピック的なもの、自分のものと他の人の写真(ビデオにも対応予定)を組み合わせてつくるグループストーリー、好きな映画や音楽についてのファンレターのようなもの、あるいはイベントに関するリアルタイムメディアとしてのストーリーを提供するプラットフォームを展開できれば面白いと考えています」。

つまりはStorifyと重なるようなところもあるということなのかもしれない。ともかく今のところ、Slide.lyは写真共有サービスのひとつとしてスタートを切ったわけだ。

EasyHiは、これまで提供してきているEカードアプリケーションで、500,000件の導入実績を持つ。Slide.lyの成長には既存利用者層の力も活用できるものと考えている。ある程度の実績を作った後には、スライドショーのテーマやテンプレートなどをアプリケーション内から購入できるようにするなど、フリーミアム系のサービス展開を考えているそうだ。

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(翻訳:Maeda, H)