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チェックイン方式の小売店向けポイントシステムを提供するBellyが100万チェックインを達成。Foursquareを圧倒する可能性もあり?!

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bellyシカゴに拠点をおき、ポイントカードのプラットフォームを提供するBellyが、重要なチェックポイントを通過したとアナウンスした。店舗などにチェックインした利用者に対するポイント付与システムを提供しているのだが、そのチェックイン数が100万件に達したのだそうだ。同社は今月頭にシリーズBにて、Andreessen Horowitzから1000万ドルの資金を調達したばかりでもある。このBellyプラットフォームでは、チェックインは専用のカードないしモバイルアプリケーション経由で、ショップに置いてあるiPad経由で行うようになっている。チェックインすればポイントがたまり、そのショップで用意している景品などと交換することができるという仕組みだ。

このBelly、サービス提供開始から順調な成長を続けている。CEOのLogan LaHive曰く、店舗によってはBellyシステム設置から1ヵ月で、当該店舗がこれまでに集めたFoursquareのチェック員を上回る数のチェックインを稼ぎだしているとのことだ。

「別に突飛なことを言おうと思っているわけではありません」と、成績を示しつつLaHiveは語っていた。「いくつかのショップでは活発にチェックインしてくれています。もちろんサービスを提供しているすべてのショップでというわけではありません。しかし活発な活動が見られる場所では、これまでにFoursquare経由で集めたチェックインの総数を、わずか1ヵ月で抜いてしまっているのです」。

Bellyというものについてよくご存知ない方に説明しておこう。50名ほどのメンバーで、個々の小売店向けにカスタマイズしたロイヤリティプログラム(ポイントシステム)を構築して提供している。小売店側は月額の利用料を支払うことになる。利用料にはiPad、会員用のカード、Bellyポイントが利用可能であることを示すステッカー、店頭で利用するポイント付与用のプログラム、マーケティングツール、およびバックエンドで利用する分析ツールの料金が含まれている。Bellyが大きく伸びて、既存のポイントシステムをすべて置き換えるようなことになれば、財布の中に溢れている個別店舗用のポイントカードなども無用になることだろう。

営業展開は1店舗ずつ対面式で行われており、このようなやり方を見てBellyのスケーリング可能性に疑問を持つ人もいる。

「その点についてはよく言われますね」とLaHiveも言っている。「ポイントシステムというのは新しい考え方ではなく、ガレージベンチャーなどにも競合の多い分野です。3人ほどでサービスを構築し、小規模店舗向けに展開しようとしているところも多いようです。しかしその方法ではうまくいかないことがわかったのです。ポイントシステムのようなサービスをうまく展開していくには、システム側と店舗側の間にも深い関係性が必要となるのです。持続可能な成長をしていくためには実際に現場を見て考えることが必要となります。私たちはシステム的にも人材的にも、そうした関係の構築が可能となるように考えているのです」。

これまでにシステムを稼働させている地点は全米1,500拠点にのぼる。シカゴ、オースチン、マジソン、ミルウォーキー、ワシントンD.C.、フェニックス、およびマイアミに、最近ニューヨークやボストンも加わった。LaHive曰く1週間に100箇所ずつ拠点を増やしているとのことだ。

一般にこうしたスタートアップは初期段階での成績を明かしたがらないものではある。しかしBellyはさまざまな統計データを明かしてくれた。曰く、20万以上の利用者が、平均して1日に10,000回のチェックインを行なっているとのこと。利用者の3分の1は複数の施設でBellyを利用しており、また55%が複数回のチェックインを行なっている。さらに22%の人は5回以上チェックインしているのだそうだ。

Bellyで100,000回のチェックインを達成するまでに166日を要した。そしてそこから27日で200,000チェックインに到達。そして現在は8日間毎に100,000チェックイン程度ずつ増えているそうだ。1日にエンドユーザー数は2,000人から3,000人増えており、2011年8月以来、14,000の商品がポイントと引き換えられているとのことだ。

Bellyはこれまでに、Andreessen HorowitzLightbankなどから、ほぼ1300万ドルを調達している。現在はシステムのHTML5化を進めており、また獲得した資金を使って新規市場開拓にも積極的に動いている。

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(翻訳:Maeda, H)