Facebook
Face.com

顔認識のFace.comがFacebookに買収されるという情報―どんな影響があるのか?

次の記事

チェックイン方式の小売店向けポイントシステムを提供するBellyが100万チェックインを達成。Foursquareを圧倒する可能性もあり?!

Screen Shot 2012-05-29 at 15.55.24

TechCrunchの複数の情報源によれば、FacebookはFace.comの買収を決めた、あるいはすでに買収したという。

事情に通じた筋によれば、買収価格はマスコミで数日前に推測されたとおり、1億ドルだという。今までのところFace.com自身はコメントを避けている。CEOのGil 今日(米国時間5/29)、Hirschは「現在発表できることは何もない」とメールしてきた。 しかしわれわれの情報源の1人は「買収は本決まりだ。弁護士がいろいろ細部を詰めていると聞いているが、買収契約自体はすでに合意ずみだ」と証言した。

ロシア最大の検索エンジン、YandexはFace.comの大株主だが、FacebookはYandexから持株を買い取ったのか、それとも全株式を買収したのかは不明だ。Yandexとイスラエルの投資ファンド、Rhodiumは合わせて430万ドルを投じてFace.com株式の18.4%を取得している。YandexのCEO、ArkadyVolozhはFace.comの取締役に就任している。GigaOmが引用したVedomostiの記事によれば、YandexはFacecom株の売却の見返りとしてキャッシュとFacebook株を要求しているという。

TechCrunchではこの買収には大いに意義があると論じた。

しかしCEOのGil Hirschは駆け引きの達人で、値段を決めるのをFacebookの上場が実施されるまで待ったらしい。その作戦は大当たりだった。

以下いくつかの参考になる事実。

• Face.comの顔認識テクノロジーはFacebookの買収対象として理想的だ。写真はFacebookにユーザーを引き止める上で核心となる機能で、その顔認識テクノロジーを利用すれば、ユーザーがアップロードした写真からそこに写っているユーザーの友だちを探し出し、自動的にタグづけができる。これによってソーシャルグラフの強化を図ることができ、広告プラットフォームとしての価値が高まる。

• 両社はこれまでに話し合いをしてきた(Face.comの創立は2007年)が、買収価格が折り合わなかった。株式上場で可能なかぎりの高値で株を売却することに成功したFacebookには十分な余裕ができたはず。

• Face.comのFacebookアプリ、Photo Taggerはユーザーのアップロードした写真をスキャンして友だちのプロフィール写真と照合し、自動的にタグづけの候補を提示してくれる。iOS向けにも同様の機能の顔認識アプリKLIKがある。 またFace.comが公開しているAPIはFacebookにとってさまざまなメリットがある。

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+)