ChromeOSのデスクトップ機が登場, Googleは企業のPC費用の大幅削減に自信

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Googleは、パートナーのSamsungと共に今日(米国時間5/29)、Chromebookの新型機と初のデスクトップ機Chromeboxロンチした

Chromebook(Samsung Series 5)の方は、最大の売りが高速化だ。初期のモデルは電池にやさしいIntelのAtomを使用したため、力不足が感じられた。今回はIntelのCoreプロセッサを使用し、RAMは4GB、HDカメラ、USB 2.0のポートが二つ、1280×800のディスプレイを搭載する。お値段はWiFiオンリーの449ドルから、となる。

というわけでノート機は相当なアップデートだが、今回の興味の中心はなんといっても初のデスクトップ機Chromebox(329ドルから)だ。それはChromebookのMac Miniふうデスクトップバージョンで、ポートの数が〜bookより多いがSDカードリーダーはない。でもそれ以外では、〜boxと〜bookの仕様はよく似ている。Googleが今回初めてChromeOSをデスクトップ機に載せたのは、一般のビジネスユーザにとってもブラウザをメインのインタフェイスとするオペレーティングシステムが十分に魅力的なはず、と考えたからだ。

Chromeboxは合衆国では数週間後にBest Buyから発売される。イギリスではPC WorldとCurrysの店で今すでに買える。

これらと並行してGoogleは、ChromeOSのさらにもっとWindowsふうのバージョンを安定版として本日リリースした。Googleはそれを“アプリケーション中心型のユーザインタフェイス”と呼んでおり、これまでのブラウザ画面だけのインタフェイスではなく、ふつうにウィンドウマネージャがある。この新しいインタフェイスが今後のChromeOS製品のデフォルトになるようで、既存のChromebookのUIも、アップデートによりこのUIに置き換えられる。

GoogleがChromeOSにここまで力を入れるのは、“セットアップと展開が容易なためPCまわりの費用を従来の半分以下に抑える”と考えるからだ。Googleの試算では、Chromebook一台と通常のノート機一台をそれぞれ3年使用したときの発生費用は、前者が後者よりも4500ドル低いそうだ。この点を強調するためのGoogleは、ChromOSのユーザ現場でのサクセスストーリーを集めて発表しているが、たとえばDillard’s Incは、同社の数百店の小売店舗にChromeboxを配備し、またカリフォルニア州立図書館は州内各地の図書館における図書貸し出し業務用におよそ1000台のChromebookを導入するそうだ。

さらに今回Googleは、企業用と教育機関用の管理サービスやサポートサービスの料金体系を改訂する。管理コンソールを提供、24/7の電話サポートと、ハードウェア保証の期間延長、この三点セットに関し企業はデバイス1台につき150ドル、学校は30ドルを一度だけ支払う。Googleのこれまでのサポートは月額会費制だったが、これからは一度払えばそのデバイスの全生涯、となる。

これまでは、Google Docsにオフラインモードがないことが、多くの潜在ユーザをChromeOSから遠ざけていた。しかしどうやら、オフラインのGoogle Docsはもうすぐサポートされるらしい。Googleはその時期について、“数週間後”と言っている。その間、今回のChromebook新型機ではGogo Inflight Internetの無料セッションが12回ぶん提供される。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))