Spotify米国上陸が遅れた背後にApple? 当事者が語る

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AllThingsD’s D10でSpotifyのCEO Daniel Ekに寄せられた質問に同社ディレクターのSean Parkerが答え、Appleが米国市場からSpotifyを閉め出そうとしていた形跡があると認めた。

「そう思わせることは何度かあった」とParkerは言い、「いろんな意味で小さな業界だ。12年前よりも小さくなっている」と笑わせた。

Parkerは「わたしたちは常に交渉を続けた。メールが送られてくるんだ」と言い、詳細は明かさなかったものの「Appleは僕たちのやろうとしていることを脅威に感じていた」とした。Spotifyは最終的には2年半後にスウェーデンで事業を開始した。

Parkerは「Music Storeがなくても先方は問題なくやれるだろう」と続け、iTunesがAppleの売上構成において大きな存在ではないことにも言及した。

Spotifyが欧州から米国市場に参入するのに長い時間がかかったのはよく知られている。「米国市場では12週間で開始できるとふんでいた」というが、実際には「レコード会社との交渉に2年半かかった」。交渉の過程にAppleから横やりが入ったのだろうか。

Spotifyは現在1800万ユーザーを有する。そのうちアクティブユーザーが1000万人、課金サービスを利用するユーザーは300万人いる。だが、Spotifyの真価はユーザー数ではなく、ユーザーが総計7億件を超えるプレイリストを作った実績にあるとEk CEOは言う。プレイリストはAppleやAmazon.comなどの競合サービスとの競争において優位にはたらく。AppleやAmazonはいつでも同じようなサービスを提供しているからだ。これについてParkerは「自分たちは特許が大好きなわけではないし、特許権を行使できてもネットワーク効果ほどの恩恵はない気がする」と言い添えた。Ek自身は競争環境について辛辣な見方は持っていないようだった。

Ekは「iTunes Pingの話では、(Tim Cookは)廃止するかもしれないと言っていたよね」と満面の笑みで言った。

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(翻訳:AOL翻訳編集部)