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人間の感情を測定するAffectivaが国の補助金50万ドルを獲得

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広告やブランド(企業や製品)に対する人間の感情的反応を測定するAffectivaが、National Science Foundation(国立科学財団, NSF)から50万ドルの補助金をもらった、と発表した。

同社はMITのMedia Labから生まれ、2011年1月にも、補助金をもらっている。そのときの補助金は、Webカメラを使って、ビデオを見ている消費者の反応を調べるAffdexサービスの立ち上げ資金として使われた。このサービスは、企業が広告効果を素早くまた安上がりに測定する方法として便利だ。昨年協同ファウンダのRana el Kalioubyに聞いた話では、Affectivaは笑顔やしかめっ面のような分かりやすい表情だけでなく、困惑しているときなどの複雑な表情も判定できるそうだ。

Affectivaの技術は、Forbes.comにおける読者の広告への反応調査にも使われている。調査は調査会社Millward Brownと共同で行われ、スーパーボウルのときの広告が調べられた。Affdexのほかに同社は、ワイヤレスのバイオセンサー Q Sensorも提供している。

今回の補助金はAffdexの開発継続と、“感情規範データベース(emotional norms database)”の構築に使われる。このデータベースにより、複数の広告に対する感情的エンゲージメントを定量的に比較したり、あるいは同じキャンペーンへの国別の反応の違いなども比較できる。たとえば、アメリカ人がユーモアだと信じている広告が、ある国の人びとの嫌悪を喚起することもあるのだ。

同社はベンチャー資金も調達しており、ごく最近はシリーズBで570万ドルを獲得した。Affectivaの将来構想は、その技術を広告調査以外にも応用することだ。たとえば、自閉症の人たちが他人の表情の意味を理解できるようにするとか。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))