Google、モバイル用生産性アプリのQuickofficeを買収

次の記事

VoIP APIsのTwilioが利用デベロッパ数10万を突破

Googleは先ほど、AndroidおよびiOS向けモバイル生産性スイートで知られるQuickoffice買収した発表した。GoogleはQuickofficeの「強力な技術」を自社のアプリ製品群に適用する計画だ。Quickofficeを使うと、Microsoft Word、Excel、PowerPointの文書をモバイル機器で作成および編集することが可能だ。同社によると現在180以上の国で3億台以上のデバイスにインストールされている。

買収の金額面の詳細はGoogleからもQuickofficeからも公表されていない。

Googleにとってこれが今週2度目の大型買収だ。つい昨日(米国時間6/4)同社は約1億ドルで人気チャットサービスのMeeboを買収した

QuickofficeのCEO・共同ファウンダー、Alan Masarekは 自社ブログで、「Googleの直感的ソリューションにおけるマジックとQuickofficeの強力な製品を組み合わせることによって、いつでもどこでも生産性向上、というわれわれが共有するビジョンの達成に近づくばかりだ。

Quickofficeはモバイル機器用のネイティブアプリを作ることに焦点を絞っていることから、Googleはこの買収を機に自社製モバイル向けネイティブアプリを増やしていくものと思われる。Googleは発表でQuickofficeの「普及しているファイル形式同士でのスムーズな相互利用」を提供する能力を強調していた。Google Docs/Driveが時として苦戦している部分だ。

GoolgeはQuickofficeの現行ユーザーをサポートすることに前向きで「よりいっそうスムーズで直感的で統合された体験に取り組んでいる」。Quickofficeは大企業に多数の大規模顧客を持っているため、Googleは少なくともQuickofficeの企業寄りのサービスについては当面継続すると思われる。

Quickofficeでは無料アプリのほかに、消費者向けの有料アプリをいくつか提供している。Googleは買収後にその種のアプリを無料提供することがよくあるが、Quickofficeのアプリに関しては現時点でそのような計画の兆候はない。

Quickofficeは、はるかにさかのぼった1997年以来計2850万ドルの資金を調達している。シリーズ1は2005年で、Mayfield Fund、Advantage Capital PartnersおよびShepherd Venturesが参加した。これらのファンドはその後のQuickofficeの調達ラウンドにも参加した。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)