イギリスやロシアで成功したタクシーアプリGetTaxiがついに合衆国進出–その勝策は?

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GetTaxiは、スマホやWebからタクシーを呼べるという単純なサービスで、イギリスやロシアやイスラエルではすでに、その利用が広く普及している。そして今回やっと同社は合衆国への進出を果たし、最初の対象都市としてニューヨークを選んだ。また今日(米国時間6/6)同社は、その進出を支えるための2000万ドルの資金獲得を発表した。

その2000万ドルはGetTaxiにとって一種の後続投資であり、ラウンドは最初の投資家であるLen BlavatnikのAccess Industriesが仕切り、同社のファウンダであるShahar WaiserとRoi Moreも参加した。GetTaxiは2010年に創業され、それまで1100万ドルの外部ベンチャー資金を調達していた。今回の資金を加えて、同社の総外部資金は約3000万ドルとなる。

下に埋め込んだビデオで、Jing Wang Hermanのインタビューを見ることができる。先月GetTaxiに入った彼女は、今回の合衆国事業のCEOになる。彼女は元銀行家として金融業界に長いキャリアがあるだけでなく、おもしろいことにニューヨーク市のタクシー運転手の免許も持っている。とにかく彼女にとっては、タクシー運転手になることが長年のあこがれだったそうだ。そして前から、スマートフォンからタクシーを呼べたらいいな、と思っていた。だからGetTaxiの合衆国進出をまかされたことは、彼女にとって天が与えた幸運だった。

GetTaxiと競合するUberは、ハイエンドな(タクシーというよりむしろリムジン)個人輸送サービスとしてニューヨークでも大人気だ。またサンフランシスコなどほかの都市では、タクシーアプリCabulousなどが強敵になるだろう。Hailoのようにニューヨークをねらっているアプリもある。しかし国際展開では実績のあるGetTaxiは、信頼性の高さとスケーラビリティ(==ユーザ数が増えても即時配車率がつねに高いこと)を武器にするつもりだ。それに、ニューヨーク市が公式に推薦するタクシー呼び出しアプリになることも、ねらっている。

GetTaxiには100名の社員がいるが、合衆国での常勤社員はHermanだけだ。ただし業績に応じて今後は当然、増員する予定。ニューヨークでの立ち上げ日は未定だが、数か月後とHermanは言っている。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))