2014年、9万5000ドルで宇宙に行ける

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それはあらゆるSF小説や映画に永遠に登場するシーンだ。人類 ― 宇宙飛行士ではなく、あなたや私のような一般人 ― が大ごとではないかのように宇宙に行く。そして一般にはいずれ、いつの日か、宇宙飛行が主流になると信じられている。

しかしああなんと、その日は近づいている。XCOR AerospaceSpace Expedition Corporation (SXC)は、軌道に乗らない頻繁な反復飛行に耐えられる最初の宇宙船、Lynxを作った。Lynxは2人しか乗れない小さな戦闘機風の航空機だが、一日に複数回宇宙を往復できるため、宇宙飛行が誰にでも旅行可能なお手頃価格になる。

いや、必ずしも誰でもではない。「お手頃」というのはチケット1枚9万5000ドルという意味だ。

座席は2人分しかないので、ミッションは乗客自身の共同操縦によって遂行される。飛行時間は4~5分で、地球の様々な場所を通り、Lynxが上下反転して美しい惑星の全景を見せてくれる。

NASAのスペースシャトル乗組員として3回宇宙を旅した、チーフ・テストパイロットのRick Searfossによると、地球の局面や大気圏と暗黒の宇宙空間を分ける細くて青い線を見ることが出来るそうだ。

Lynxは準軌道レベル(約100km)を超えることはないが、それでも完全な無重力を感じられる。

同社はすでに175枚以上のチケットを販売済みで、1枚につき9万5000ドルということなので、一般市民向けの定期飛行を開始した直後から利益をあげるだろう。現在はまだテスト期間で、商用飛行は遅くとも2014年に開始される予定だ。

これはLynxのアニメーション:

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(翻訳:Nob Takahashi)