欧州発、ソーシャルメディアハブとしても機能するブログプラットフォームのOverBlog。全面リニューアルを経てついに米国デビュー

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overblogOverBlogがついにアメリカ上陸を果たした。このOverBlogとは、300万の利用者を集め、comScoreによれば3400万のユニークビューを獲得しているヨーロッパで人気のブログプラットフォームだ。見てみたところ、非常に面白いプラットフォームであるように思える。この18ヵ月をかけて、プラットフォームは0から作りなおされてきているところだったのだが、面白いことに新しいプラットフォームを利用できるのは米国が最初となった(ヨーロッパの利用者もすぐに利用できるようになる)。

OverBlogの面白さとは何か。通常のブログ機能の他、Facebook、Twitter、Instagram、そしてYouTubeなどのソーシャルメディアプラットフォームに投稿したコンテンツをまとめてくれる機能を最初から用意している。また、スマートフォンを利用して、ブログ上でのライブストリーミングが行えるようにもなる。もちろん他プラットフォームからのアグリゲーションも動画配信もリアルタイムでブログ上にて配信される。

読者の方の中には今年1月に掲載した、Timekiwi買収のニュース記事をご記憶の方もいらっしゃるだろう。Timekiwiはソーシャルメディア上の情報を集約して、Facebookのタイムライン風表示機能を実現するシステムを開発していた。買収について、OverBlogのファウンダーである(さらに、OverBlogの親会社であるebuzzingにてDirector of Strategyの職にも就いている)Frederic Montagnonは次のように述べている。すなわち「同じようなコンセプトで開発を進めているところだったので、Timekiwiの買収を決めました。もちろん、コンセプト実現にあたって、他社に先を越されたくないというのもありました」。

プラットフォームのリニューアルにあたって、タイムライン風インタフェースは、100以上も用意されているOverBlogの無料テーマのひとつという位置づけになっている。タイムライン風テーマ以外のものを選択することもできるわけだ。タイムラインインタフェースがどのようなものであるか気になるという方は、Social Media Explorer CEOであるJason Fallsタイムラインインタフェースを実装したブログを見てみると良いだろう。尚、Robert ScobleもプラットフォームをOverBlogに移すことを表明している

OverBlogの用意している機能というのは他にもたくさんある。アナリティクス機能、収益化ツール、複数投稿者機能ないし複数ブログ管理機能、レスポンシブデザインによるクロスプラットフォーム対応(スマートフォン、タブレット、TV等)、あるいは既存ブログからのインポート機能なども備えている。ただ、多くの人が注目しているのは間もなく実装される予定の「ライブストリーミング」機能だろう。

これは間もなくリリースになるiPhoneアプリケーションとの連携により実現される。iPhoneで撮影する動画をリアルタイムでブログ上にて配信できるようになるのだ。UstreamやLivestreamを使う必要もない。iPhone上でOverBlogアプリケーションを起動してボタンを押せば、自動でブログ上にエントリを作成して、そこでライブストリーミングを開始する。また設定によってTwitterやFacebookにライブストリーミングへのリンクを自動的に投稿することもできる。ライブストリーミングが終了すれば、ストリームしたビデオは自動的にYouTubeビデオとして保存される。現在アルファ段階で開発中ではあるが、7月には新たな機能としてリリースされる見込みだ。

新機能満載のリニューアル版OverBlogは登場したばかりではある。まだ正式リリースという段階にはなっていないが、こちらでプライベートベータの登録をして、使い始めることができる。

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(翻訳:Maeda, H)