Apple、厚さ1.8cmの新型MacBook Proを発表。曰く「過去最高の美しさを誇るコンピュータ」
AppleのPhil Schillerは本日、WWDCにて新しいコンピュータを発表した。MacBook Airや既存MacBook Proへのアップデートとともに、新しいMacBook Proを発表したのだ。
Schillerの表現によれば、この新しいMacBook Proは「Appleが生み出した中でもっとも美しいコンピュータだ」とのこと。曰く「私の指よりも薄いのです」とのこと。Air並の薄さで重さは2.02kg、レティナディスプレイを搭載している。またCPUはクアッドコアIntel Corei7を搭載し、バッテリー駆動時間も長いそうだ。
画面は15.4インチで2880 x 1800の220ppi。高精細ディスプレイで、Appleは「レティナディスプレイ」と表現している。「レティナ」搭載はノート型では初めてのこと。合計ピクセル数は5,184,000となり、ノートブックモデルでは他の追随を許さない。またグレアと反射についても75%に低減したとのこと。
「全く新しいコンピュータです」とShillerは言っている。新しいCPUに最大768GBのフラッシュストレージ、NvidiaのKeplerアーキテクチャを採用したGeoForce GT 650mを搭載している。新たなチップを搭載することでThunderboltに加えてUSB 3.0もサポートすることとなった。バッテリー駆動時間は7時間で、30日間のスタンバイが可能であるとしている。
こうした新しいハードウェアや機能を搭載して、Appleは光学ドライブを非搭載とすることにした。光学ドライブを搭載していないMacBook Proはこのモデルが最初となる。
価格は2.3GHz Core i7で8GBメモリ搭載モデルが184,800円からとなっている。もちろん高性能のモデルを選択すれば価格はどんどん上がることとなる。本日より販売は開始されている。
「これまで提供してきた中で最高のマシンです」とSchillerは締めくくった。このマシンに触ったわけではないが、私もSchillerの言葉に同意する。
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(翻訳:Maeda, H)