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アラタナ

ソーシャルマーケティングツールのZeebleは業務用Facebookアプリのプラットフォームを目指す

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6億8,900万ドルでセールスフォースがBuddy Mediaを買収したのには驚きだったが、それだけソーシャルエンタープライズの市場は注目されているということなのだろう。これはセールスフォースによる最大の買収である。Facebookページのユーザー行動分析やウォールへの投稿の管理などソーシャルメディアの企業利用支援のツール市場にはほかにもさまざま企業が現れている。たとえば、ほかにもWildfireなどがあるし、国内でも以前に紹介したSocial Insightなどがある。

以前にも紹介した宮崎に本拠地を置く、ソーシャルコマースのアラタナも自社で開発したZeebleという製品でこの市場に参入することを明らかにした。Zeebleはアラタナの自社研究開発チームで福岡に拠点を置くアラタナ研究所による製品だ。

ZeebleではFacebookページのファンの解析やウォールへの投稿管理ツールが用意されているほか、Facebookページでのスタティックページの管理やEC向けのカタログ表示機能(具体的には一般にECサイトが用意しているGoogleショッピング向けのフィードのFacebook内での表示機能)などが用意されている。

これだけならFacebookページの管理ツールとして他のツールとは使い勝手の比較程度しかないのだが、Zeebleが興味深いのは、これ自体がプラットフォームとなることだ。どういうことかといえば、Zeeble上でFacebook向けアプリ開発者はFacebookアプリを開発して提供できるようになる。そのためのSDKを開発中で、Facebookアプリを開発しやすくするライブラリーを揃えている。すでに一部の開発者はこれでアプリを開発しているという。このプラットフォーム化によってZeebleはFacebookの業務利用のための統合ツールを目指すということなのだろう。

現在はまだこのプラットフォーム構想については一部の開発者に利用が限られているが、この秋にはすべてのユーザーが使えるようになるということだ。

今日から使えるZeebleは有償で提供される。気になる値段は、管理するFacebookページの「いいね」しているユーザー数に応じて課金され、500ユーザーだと月額3,000円、5000ユーザーまでだと月額1万円でそれ以上は別途見積もりだそうだ。なお複数のFacebookページを管理している場合には、それぞれ料金がかかることになるが、Facebookページを管理する管理人が複数人いてもその数に応じて課金はされないということだ。