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Wondershakeの第二弾サービスのtsudoiはカジュアルなイベント実現のためのアプリ

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昨年登場したWondershakeは以前に開催したTeclosionで優勝したり、ベイエリアでの創業を目指したりして話題をさらっていた。ただ、そのアプリ自体は大ヒットには至らなかったのだが、代表の鈴木仁士氏は若い世代を象徴する起業家として注目されているのは間違いない。ここ最近はその活動が表立って聞こえてこなかったのだが、彼らからその第二弾となるiOSアプリが本日正式に登場した。tsudoiがそのアプリなのだが、その名のとおり「みんなで集まろう」というアプリである。コンセプトとしてはそもそもWondershakeが持っていた同じ興味を持っている人で集ることを目的としている。

ただ、その趣きはだいぶ違う。tsudoiは自分がなにかやりたいことを投稿すると、それを一緒に体験してくれる人たちを探すアプリだ。たとえば、実際にある投稿だが「渋谷でボルダリングしたい」という投稿をしたとする。ボルダリング自体は一人でできるスポーツだが、友達が何人かいたほうが楽しいに決まっている。終わったあとにビールも飲みたいかもしれない。そうすると、それに賛同してくれる人たちが集まってくるアプリである。

やりたいことを実行する日程や時間や場所を詳細に決めることもできるし、決めなくてもいい。要はイベント作成のアプリなのだが、そこまで詳細を決めなくても実行したいイベントを投げることができる。それは飲み会でもいいし遊びでもいい。複数人で楽しむことに対して人を集めるためのツールということになる。以前にも紹介したtrippieceは一緒に旅をする人を探すためのサービスだったが、tsudoiはその汎用バージョンといったところだろうか。

tsudoiは実際にはFacebookアカウントでログインすることになり、投稿はtsudoiのアプリ内とFacebookのウォールに掲載される。公開範囲の設定も友達だけ、友達の友達まで、全員に公開、あるいは特定の招待した人という選択ができる。招待を使うと、招待した相手がtsudoiユーザーであればプッシュでその招待状が届くことになる。なお、tsudoiはiOSアプリだけでなくウェブサイトでの利用も可能にしている。

ところで、ここでFacebookを使うなら、Facebookのイベント機能を使えばいいという指摘もあるかもしれない。しかし、Facebookのイベントだと(これは使い方の問題だが)ずいぶんとかしこまった使い方がなされていると考えられるので、カジュアルな「やりたいこと」を実現するには不向きだといった趣旨のことを鈴木仁士氏は語ってくれた。

たしかに、最終的にはイベントという形式にははなるのだろうが、tsudoiが実現したいのは友達どうし集まって「なにかする」のなにかをゆるく投稿できることにあるので、かしこまる必要はない。実際、いまヒマだから3人ぐらい集まったら飲み会しようといったカジュアルなものでいいはずだ。そういうコミュニケーションを目指しているのだろう。

なお、4月末からの試験利用ではおおよそ1000人がユーザーとなり、作られた集いの数はおおよそ170で、60ぐらいが達成されたということなので、まずまずの数字を達成している。