アメリカでついにeブックの売上がハードカバー書籍を抜く

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Association of American Publishers(アメリカ出版社協会)が今日(米国時間6/15)発表した数字によると、ついにeブックの売上がハードカバーの書籍を上回った。1〜5月で、2012年はeブックの売上が2億8230万ドルに対し、ハードカバーは2億2960万ドルだった。前年同期ではeブックが2億2040万ドル、ハードカバーが2億2350万ドルだった。

ハードカバーの唯一の成長部門は青少年児童で、売上は1億8770万ドルに上昇、児童のeブックは2011年の390万ドルから6430万ドルへと急増した。

eブックの浸食は、衰えを知らない。

児童青少年のハードカバーとペーパーバックは共に堅調な二桁成長を見せた(68.9%と61.9%)が、AAPとしては初めての児童青少年eブックの月間データは、前年同期比で+475.1%の大幅増を見た。一部の出版者はそれを、リーダー製品の種類が増えたことと、いくつかの人気出版物のせいとしている。

AAPが調査した1149の出版社は、全体としての売上が前年同期比で27.1%増加している。それにはeブックの貢献も大きいから、メディアはメッセージであるはすでに古語と化し、長編のフィクションとノンフィクションでは、メディアは物質的実体のないものになりつつある。

家庭の本の数は少なくなると見たIkeaが本棚の売り場を縮小したぐらいだから、あなたのおうちでも、本棚がLPレコードや8トラックテープや陰部用かつらの道を辿る前に、買いだめしておいたらどう?

出典: Galleycat

〔訳注: はてブのkitassandora氏のご指摘に従って、最後の部分は改訳しましたが、これだと、世間の趨勢に逆らって読者のところでは例外的に本棚が重要、今後ますます必要、という意味になってしまうので、どうも違和感を感じてしまいます。訳としては、正しいのかもしれないが…。〕

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))