頓智ドットのtabは今日正式リリースまずはiPad版とウェブ版から

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5月に記事にしたセカイカメラに次ぐ頓智ドットの戦略的プロダクトのtabが今日正式にリリースされた。今日から利用できるのはiPad版のアプリとウェブサイトで、7月にはiPhone版のアプリがリリースされる。tabはロケーション情報を雑誌のように閲覧しながら、興味をもった場所に、実際に足を運んでもらうというメディア的なプロダクトである。iPad版のtabを立ち上げると、写真が並ぶがそれらは写真やテキストや地図などを組み合わせた詳細な情報を表示することができる。

ユーザーは気になったロケーションの情報を自分のためにアーカイブとして保存することもできるし、アーカイブの内容を組み合わせて一連のつながりに名前をつけて保存することができる。これは、ほかのユーザーにも見せられるようになっていて、雑誌の特集を作るようにユーザー自信が興味や関心をもったロケーション情報を組み合わせることができるわけだ。

tabにはユーザーが自由にロケーション情報を登録できるが、当初から情報をリッチにするためにコンテンツ提供パートナーと組んで予め相当量の情報が登録されている。パートナーとなっているのは、地域に店舗を構えるるブランドショップだったり、あるいは出版社のようなメディアである。

すでにtabは4月下旬からiPad版とウェブサイト版のクローズドベータが提供されていて1417人が利用している。その結果、週間アクティブユーザーは51.3パーセントで、行動してみたいアイテムをみつけた人は91.7パーセント、またtabで実際に行動してみた人は50パーセントと、まずまずの数字となっている。

tabは当初はメインで表示されるのは銀座や六本木、渋谷といった限られた地域の情報が前面に出てくるようになっているので、都心部での利用は活性化するだろう。たぶん、上記のクローズドベータユーザーもそういった都心部ユーザーだと想像できる。その他の地域だと情報自体が少ないために、ユーザーの投稿に頼らざるを得ない。ただ、ある地域で1日あたりの投稿数が相当数を超えたら、その地域の情報が前面に出るようなことを考えているようなので、ユーザーの拡大とともに、都心部以外での利用も促進されることになるだろう。

いずれにせよ現在のところtabの中心にあるのはiPad版アプリで、ウェブ版はいわば情報の投稿用となっている。iPhone版はまだ明らかにされていないが、iPadとは違うインターフェイスとなると以前に聞いているので、使われ方は変わってくるだろう。

1年で国内で300万ダウンロードを目指すというtabだが、iPad向けが主力となるとiPad自体の国内での出荷台数に左右される。iPadの国内での累計出荷台数は明らかにされていないので、どこまで伸びるのかはわからないが、想像してもiPadだけで300万ダウンロードは難しいだろう。となると、Android版はいまのところはまだ予定はないようなので、やはり7月にリリースされるiPhone版アプリにかかってくる。

iPad版は新しいタイプのロケーションを主軸とした雑誌のようでその体験は素晴らしいが、これがiPhone版どのように体験できるかに注目したい。