Google I/O:Android 4.1 Jelly Bean発表―通知、表示、検索などを改良、7月中旬から配布

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サンフランシスコのモスコーニ・ウェストでさきほどGoogle I/Oが開幕した。開始早々GoogleのHugo Barraは最新バージョンのAndroid OS、4.1 Jelly Beanを発表した。

このアップデートは当初メジャーな改良(噂ではAndroid 5.0)になると見られていたが、そうではなかった。では今回Googleがバージョンアップしたのはどの部分なのか見ていこう。この記事はライブで書いているので新しい情報が入り次第アップデートしていくつもりだ。

  • Jelly Beanで最初に発表された新機能はProject Butterだ。これはJelly Beanのユーザー体験を「バターのように」スムーズなものすることが目的という。まずJelly Beanでは表示のフレームレートが毎秒60回となった。また垂直同期とトリプル・バッファの採用で表示のなめらかさが増した。またデベロッパー向けJelly Bean SDKにsystraceという新しいツールが加わった。

  • テキスト入力が改良された。音声入力の場合、音声認識アプリケーションがデバイス中に内蔵されるようになったため、ユーザーはネットワーク接続が必要なくなった。単語予測キーボードによってユーザーが入力しようとしている単語が素早く表示される。ただしこの機能は当面アメリカ英語のみでサポートされる。アラビア語とヘブライ語の入力が改良された。また入力言語として新たに18ヶ国語のサポートを準備中という。
  • エクセシビリティーに力が注がれた。視覚障害者へのサポートが改善され、ジェスチャーによってデバイスをコントロールできるジェスチャー・モードが搭載された。また点字表示デバイスを外部接続できるようになった。
  • カメラ・アプリがアップデートされ、撮影した写真の再生が高速になった。Ice Cream Sandwichのユーザーにお馴染みのデフォールトのカメラ・アプリにはいつでも即座に写真を撮れるモードがあるが、新しカメラ・アプリではピンチするだけで写真の再生モードに入れる。
  • Android BeamによってNFCでビデオが共有できるようになった。NFC機能があるBluetoothデバイスとのペアリング設定は単にタップするだけでよい。
  • 通知機能にもマイナー・バージョンアップがあった。ユーザーは通知シェイド内から返信の通話がかけられる。別のアプリを呼び出さずに複数のメールが読める。アプリはシェイド内から2本指でドラグダウンすることによって拡大できる。

  • 予想されたとおり、Googleはモバイル検索を強化に着手した。Googleバーで検索を実行するとGoogleが開発しているAI、Knowledge Graphテクノロジーによって生成された関連情報が洒落た白いカードに表示される。 このカードをスワイプすると通常の検索結果が表示される。音声検索も改良され、ますますSiriっぽくなった自然な女性の声で検索結果が読み上げられる。
  • Google Nowは必要な情報を必要なタイミングで表示する機能だ。検索履歴、カレンダーなどの情報を参照してユーザーが現在どんな情報を必要としているかを推測する。たとえば、Google Nowはひいきのチーム・チームの試合の結果や、試合がこれから始まることを表示する。ユーザーが特に設定しなくてもシステムは検索履歴からひいきのチームを推測する。Google Now機能は検索窓をタップするか画面最下部から上向きにスワイプすることで呼び出せる。これはおそろしく便利な機能だと思う。

どれもうれしい改良だが、いつからユーザーが利用できるのだろう? GoogleはOTA〔無線アップデート〕をまずGalaxy Nexus、Nexus S、Motorola Xoomに対して7月中旬から開始するという。デベロッパー向けのSDKも今日公開された。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+