Gilt TasteのiPadアプリはタッチしなくても画面を操作できる–でもどうやって?

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Gilt Groupeが本誌に、高級食材のマーケットプレースGilt TasteのiPadアプリの案内をくれたとき、その報道価値を当然のように疑った。たしかにGiltはすばらしい企業だが、しかし、すばらしいショッピングサイトのすばらしいiPadアプリは、いまどきほとんどニュースにならないほど多すぎる。ところが、そのiPad用のGilt Tasteは、多くの読者の参考になるビッグなニュースだったのだ。

最初にお断りしておくべきかもしれないが、Gilt TasteのiPadアプリが解決している問題はすべて、第一世界、つまり豊かな国々に固有のものだ。でもここでは、軽蔑的な意味で使われる“第一世界の問題”という手垢の付いたフレーズを、あえて避けて通りたい。お断り、終わり。

iPadを見ながら料理をすると…

あなたは今キッチンにいる。今年は新年の誓いで、生活習慣病にならないバランスの取れた生活をする、と決意した。ネットサーフィンも、バーへ行くのも、ブリートを食べるのも、すべて控える。でも、ネットサーフィンだけは、控えるどころかより頻繁にするようになった。なぜって、健康に良い食事とそのための料理レシピーは、ネット上にたくさんあるからね。

Web上のレシピーを見ながら料理するのに、iPadはとても便利だ。ラップトップだとキーボード操作が面倒。しかし、でも、指に食材がべっとり付いてるときは、どうしよう? 次の作業を読もうと思ったら、画面がアイドルモード(省エネ画面)になってる。あるいは、関係のない場所が表示されているからスクロールしなければならない。でも、汚れた指で画面にタッチしたくない。

汚れた画面よさようなら

Gilt Tasteのレシピー(クリックすると拡大)

Gilt Taste for iPad を作った人たちは、あなたのそんな苦悩をよーく理解している。そのため彼らは、“タッチフリーのレシピーモード”と呼ばれる表示形式を作りだした。まず、あなたがレシピーを見ているときは画面がアイドルモードにならない。そして、料理の作業の各段階が、1ページ内に収まるようにレイアウトされている。次の作業へ進みたいときはどうするか? ここがいちばんクールなところだが、iPadのカメラの前で手を振る。すると、次の作業のページが表示されるのだ。

本誌の前編集長(二代目編集長)Erick Schonfeldは、このことを1年以上前に聞いていた。そして実際に見ると、ほんとうにクールだ。

それにGiltの名にたがわず、Gilt Taste for iPadもデザインがきれいで、珍しい品物をたくさん売ってるし、記事の内容も深くて知的だ(Ruth Reichlの仕事だから当然か)。でも、人気の最大の理由は、その機能面だ。単純に、WebアプリをiPad化しました、というその他大勢とは違う。

実用性を最優先、美しさは二の次

Shakersのアイデアが何でも良いとは言わないが、でもこの宗教団体はデザインに関するとても堅実な哲学を持っていた:

“必要でかつ役に立つものしか作ってはいけない。しかし、それが必要かつ役に立つなら、それを美しくすることをためらってはならない。”

Shakersはとくに、家具のデザインで有名だが、もちろんiPadアプリは作っていない。でも、今後ますます多くのテクノロジ製品がこのデザイン哲学を取り入れたら、すばらしいだろうな。とくにいいのは、美よりも必要性と利便性を優先するところ。

下の2枚も、Gilt Taste for iPadの画面だ(クリックすると拡大):

〔訳注: カメラを、アプリを操作するためのユーザインタフェイスとして利用する例を、ほかにもご存じの方は、この記事のコメントで教えていただけるとありがたいです。〕

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))