Google I/O:スカイダイビングをGoogle Glassで生中継―ベータ版のデベロッパー向け予価、1500ドル

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これは予想外の展開だった。今日のGoogle I/OカンファレンスではGoogleの共同ファウンダー、サーゲイ・ブリンがモスコーニ・ウェストのステージに登場してGoogle Glassのデモをした。Google+のグループ・ビデオチャット、ハングアウトでこのバーチャル・リアリティー・メガネをかけた参加者からの映像が流された。さらに何人かがGoogle Glassをつけてリアルタイムでスカイダイビングしてみせた

「今自分が見ているものを共有できるのはすばらしい経験になる」とブリンはいう。それを証明スべく、Google Glassを装着した4人のスカイダイバーがサンフランシスコめがけてジャンプした。ビデオの画質はそういう実験であることを考慮すればまず上々といえる。GoogleGlassのハードウェア自体も最初の発表の時点よりかなり改良されているのではないだろうか。ともあれ数週間前のあのトランポリンのビデオよりずっと画質が向上している。

リアルタイムビデオ共有の魅力を強調するために数名のマウンテンバイク・ライダーが慎重に設置されたスロープからジャンプを決めたり、モスコーニ・センターの側壁をラペリングで降下たりした。

現在のGlassハードウェアにはビデオカメラとマイクに加えて側面にコントロール用のタッチパネルがある(すでに多くの人々が証言していた)。さらにジャイロ、加速度計を始めいくつかの環境センサーも装備されているという。

Glassのリード・デザイナー(Isabelle Olsson)は「Glassの体験はユーザーの感覚を邪魔せずにできるだけ再現することです」と述べた。そこで彼女のチームはディスプレイをユーザーの瞳の正面ではなくやや上方に設置することにした。またできるかぎり重量を軽くし、見た目にもスマートすることに力を注いだ。これはユーザーの疲労を防ぐとともにライフスタイルにも悪影響を与えないようにするためだ。すべてのコンポネントは片側に集められている。これによってメガネのフレームのデザインの自由度が増している。

GoogleがGlassを開発したのは、まずはユーザーが見聞きするままの環境を記録し、共有する助けとなることだが、単にそれにはとどまらない遠大な目標が存在する。当初発表されたコンセプト・ビデオに表現されているとおり、Glassの目的にはそれに加えてナビゲーション情報、現在位置その他ユーザーが必要な情報を即時に取り出せるようにしてユーザーの思考能力やコミュニケーション能力の大幅な強化を図ることが含まれる。なるほどこのデバイスの可能性は無限だ。しかしなぜGoogleが今このデバイスをデモすることにしたのか?  サーゲイ・ブリンによれば、その理由は3つあるという。「だって第一にすばらしいじゃないか。見てびっくりするようなプロダクトだ。それにデベロッパー・コミュニティに開発への参加を呼びかけたかったんだ」とブリン。

〔こちらにデモセッショのビデオあり〕

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+