P2Pストレージサービスを準備中のSpace Monkey、Google Venturesなどから225万ドルの資金を調達

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space monkeyP2Pを利用して、Dropboxのようなクラウドストレージサービスを提供しようとするSpace Monkeyがシードラウンドで225万ドルの資金を調達した。

Space Monkeyによれば、P2P型クラウドストレージというのは、ローカルストレージとクラウドストレージの良いとこ取りをしたようなものだとの話だ。すなわちSpace Monkeyのデバイスを利用する人(訳注:月間利用料10ドルにハードウェア代金が含まれている)は、当然ながら自分自身のデバイスを手にすることになる。ローカルストレージであるので、ダウンロード時間やクラウドストレージの価格などを心配する必要はない(安価なクラウドストレージが増えてきているがビデオなどの大容量ファイルを扱う場合にはやはり価格が問題になってくる)。そしてローカルデバイスに保存されたファイルは分割暗号化されて、クラウド上のSpace Monkeyデバイスにも送られるのだ。リモートアクセスに利用できるし、またバックアップとしての意味もある。

このSpace Monkeyについて最初に記事にしたのは、3月に行われたLaunchカンファレンスでベストニュースタートアップ賞を獲得したときのことだった。当時、読者の方からも、同じようなサービスを実現するためのオープンソースプロダクトもあるというようなことをご指摘頂いた。しかし、面白そうなオープンソースプロダクトが存在するということと、事業レベルでクライアント向けにサービスを提供することとはまた別の話だ。Product GuyのGordon-Carroll(本当にそういう肩書きなのだそうだ)は、多くの人の使ってもらえるサービスを作るのは本当に大変なことなんだと述べている。たとえばストレージをSpace Monkeyデバイスとしてコンピュータから切り離したことで、コンピュータを常にオンラインにしておく必要がなくなったことなども、一部利用者から評価されることなのだそうだ。

Space Monkeyは準備段階なのだが、プレオーダーの受付を開始した最初の1週間だけで10000人が登録してきたそうだ。デバイスの出荷開始はこの秋を予定している。

ちなみに前回記事にしたカンファレンス段階で、Space Monkeyは既に75万ドルの資金を調達していた。その資金は今回Google VenturesやVenture51などから得たシード資金と合算して扱われることになる。投資家の長いリスト(公開されているもののみ)を掲載しておこう。

  • Polaris Venture Partners
  • Morado Ventures
  • Social + Capital Partnership
  • Zelkova Ventures
  • Data Collective (Matt Ocko)
  • B-Squared Ventures
  • TriplePoint
  • Sky Dayton
  • Benjamin Ling
  • Nicolas Berggruen
  • Jason Calacanis
  • Bill Lee
  • Steve Chen
  • Ben Narasin
  • Don Hutchison

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(翻訳:Maeda, H)