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Facebook等の外部コンテンツを統合した本格的サイトを数分で構築できるデベロッパー・ツール、Storytellerがベータ開始

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近年ではインターネットのコンテンツはFacebook、Instagram、YouTubeなどに散在しているので、ソーシャルメディアと連動していないスタンドアローンのウェブサイトは影が薄くなってしまった。個人ユーザーの場合、クラウドのさまざまなサービスに投稿されたコンテンツを一箇所に集めるAbout.meやFlavors.meのようなサービスが登場している。今回、Sparkartというデジタル制作会社がこの問題に取り組み、ブランドや企業が散財するコンテンツを簡単に一箇所に統合したサイトを構築できるStorytellerというツールを開発した。

Sparkartのファウンダー、CEのNaveen Jainによれば、Storytellerは「一般ユーザー向けのオモチャでない」という。ブランドのためにカスタマイズされ適切なコンテンツが統合されるサイトを構築するにあたってはHTML、CSSとJavaScriptの基礎的な知識が必要だ。

JaimはStorytellerの狙いを次のように説明する。「現在、ウェブサイトのデベロッパーが他のサイトに投稿されたコンテンツを取り込むのには非常に手間がかかる。手動でないとすればそれぞれのサイトのAPIの利用法を学ばねばならない。あるいはそのサイトをサポートするCMSやプラグインを利用することになる。またひとたび取り込みに成功しても、APIの変更や利用約款の改定にずっと気を配っていなければならない。Storytellerを利用すれば、このプラットフォームがそうした面倒をすべて引き受けてくれる」。

このツールは当初Sparkartが部内で利用するために開発された。Sparkartにはボン・ジョヴィ、ザ・キラーズ、キース・アーバンなどの著名なミュージシャン、格闘技団体のアルティメット、世界最大のヨットレースを主催するアメリカズ・カップを始め300社のクライアントがいる。Jainは「今後Sparkartが制作するウェブサイトはすべてStorytellerを用いる」と述べた。開発チームは私にBonJoviのサイトを開発するデモを見せてくれた。 私自身はデベロッパーではないので決定的な判断はできないが、チームはYouTubeビデオ、Tumblrの記事その他を組み合わせた見栄えのいいウェブサイトをものの数分の作業で完成させてみせた。

Storytellerは招待のみのベータ・テストを今日(米国時間7/11)から開始した。Jainは「将来、StorytellerはSparkartとは独立した別の事業としていくつもりだ」と語った。コンテンツ・ビジネスの会社がサービスを提供し始めた場合に陥りやすい(Jainの言によれば)ジキル博士とハイド氏的な利益の相反を避けるためだという。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+