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栄枯盛衰―Web2.0の寵児DiggがBetaworksに買収(しかし、いくらなんでも50万ドルではないもよう)

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bit.ly、news.me、Chartbeatなど多数の人気サービスを運営するBetaworksがソーシャル・ニュース・サイトのパイオニア、Digg.com買収した

金額は明らかにされていない。Betaworksのファウンダー、John BorthwickがDiggのCEOを兼ねることになる。Diggの現CEO、Matt WilliamsはBetaworksの買収手続きが完了次第、Andreessen Horowitzに客員起業家(Entrepreneur inResidence)として参加する予定だという。Diggのファウンダー、Kevin Roseは、数ヶ月前にGoogleが彼の最新のスタートアップMilkを買収したのを機にGoogleに参加した。

アップデート: 一部の噂では、買収価格は50万ドルだったというが、この数字は納得がいかない。Diggにはまだかなりのトラフィックがあり、最近の年間広告売上高も50万ドル以上ある。われわれの情報源の一人は「買収価格が50万ドルではないのは確かだが、まだ正確な価格を突き止めていない」と語った。もちろん、買収代金の大部分が株式で支払われたという可能性はある。

BetaworksはDiggを今一度スタートアップの状態に戻し、低予算の少数精鋭チームで素早く新機能を追加していくと約束した。

一時はWeb 2.0革命の寵児としてもてはやされたものの、Diggはここ数年、背景に埋もれることが多くなっていた。特にバージョン4.0のアップデートが評判が悪く、多くのファンを離れさせることとなった。世界がFacebookやTwitterによってソーシャル化する中、Diggはコンテンツ共有サービスとして適切なニッチを発見することに失敗した。まだかなりのユーザーがいるといっても、全盛時代に比べれば抜け殻のような状態だ。以前だったらDiggの買収というニュースは数分のうちに何百もの投票やコメントをDiggにももたらしただろうが、今日の発表に対して16回の投票と4人のコメントしかついていない。

今年に入って、Washington Postがソーシャル・サービスの強化のためにDiggのエンジニアを15人も一挙に引きぬいた。これ以降、Diggが遅かれ早かれ買収されることは既定路線だった。

2008年にGoogleは2億ドル前後でDiggの買収を図ったと報じられた。しかしGoogleは結局買収を取りやめた。もしこの買収が実現していたら投資家にはハッピーエンドだったろう。Diggは現在までにシリコンバレーの有力ベンチャー投資家から4500万ドルの資金を調達してきた。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+