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今やロードバランサもネット上が主舞台–CedexisのOpenmixはビデオストリーミングに注力

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Cedexisは、Webサイトのパフォーマンスをマルチクラウド方式で最適化する。その同社が、ビデオコンテンツのデリバリを最適化するサービスOpenmix発表した。Cedexisは、コンテンツデリバリネットワーク(CDN)やクラウドプロバイダのパフォーマンスをリアルタイムでモニタし、その時点で使うべき最適のネットワークをユーザ(顧客企業)に教える。そしてロードバランサであるOpenmixを使うと、ユーザはその時点の最適プロバイダに手作業で切り換える必要がなくなり、Openmixが自動的にその時点で最速のCDNやクラウドプロバイダを拾い上げる。同社はこれまで主に、通常のWebサイトが顧客だったが、これからはビデオストリーミングサービスの支援にも力を入れていく。それもやはり、スループットをリアルタイムで測定して最適のホスティングやデリバリプロバイダを選ぶ。

これまでは、レスポンスタイム(応答時間)が短いことが重要だったが、ビデオストリーミングの場合はそれはあまり重要でない。むしろ高いスループットをコンスタントに維持できることがもっとも重要だ。

CDNをその都度ランキングしてもっともスループットの高いところをOpenmixにより自動的に選ぶ…たとえばMassMotionMediaによると、単位時間におけるHDビデオの配布可能量が従来に比べて5%増加した。コンテンツを製作提供する側にとってとくにありがたいのは、バッファリングによる間が生じないことだ。Cedexisの協同ファウンダJulien Coulonによると、“視聴者の81%はバッファリングで視聴が中断すると、そこで視るのをやめてしまう。コンテンツの作者にとってそれは、耐えられないほど高い率だ”。

Cedexisは、サービスの質のグローバルな平準化も目指している。Openmixは現在世界中の48のデータセンターで使われていて、Cedexisのユーザのサイトへのアクセスがあるたびにベストルートの選択を行っている。

現在オフィスはポートランドとサンフランシスコとロンドンとパリにあり、2009年の立ち上げ以来、さまざまなホスティング企業やCDN、クラウドプロバイダらのパフォーマンスを計測している。同社はマルチクラウド方式を主戦略とする最初の企業の一つであり、今ではヨーロッパを中心に約250社の顧客を抱える。その中には、Dailymotion、Canal+、LeMonde、Volkswagen、Yves Rocherなどの有名ブランドもある。同社の主なターゲットは、グローバルなブランドやメディア企業、小売企業、ホスティングサービス、SaaSプロバイダ、それに旅行企業だ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))