単純なニューズフィード形式でクラスのコミュニケーションを楽しく活性化するLore

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1. Stream (Social+Calendar) (1)

児童生徒がクラスの外でも会話に熱中する。それは教職という仕事の理想の姿の一つだ。Loreは昔の名前がCourseKitだが、Founder’s Fundが投資しているクラスルーム管理システムで、おなじみの(そしてやみつきになる)画面上をスクロールしていくニューズフィードをめぐるディスカッションを利用する。この冬ロンチしたばかりだが、すでに600あまりの大学がこのプラットホームを実験的に採用している。Loreからの最近の発表によると、次の学期ではインタフェイスを一新するそうだ(ニューズフィードを上へスクロールできるようになる…これはほかのソーシャルメディアでも標準になるかもしれない)。

Lore*のニューズフィードの上では、クラスルームの会話がデフォルトでは公開される。一対一のメールや学生と教授の会話などと違って、なにもかもずらずらと公開される。〔*: lore, 集団知; 例・’folklore’〕

オレゴン大学の教授Carol Stabilは曰く、“これまでは学生たちからリンクを共有するメールが多量に来てたけど、今では彼らはそれらをぜんぶ、Coursekitに投稿するわね”。“クラスが始まって1週間も経たないうちに、学生たちは自分のプロフィールを作り、コンテンツを投稿したり、おもしろい情報をオンラインで共有したりしてるわ”。

Twitterのような微小ブログ(micro-blogging)が普及したため、熱心な教授たちはソーシャルメディアを利用して学生たちの参加性を盛り上げ維持しようとするようになった。2008年には、イギリスのレスター大学の所見によると、iPodを持ちTwitterの利用を奨励された学生たちは、キャンパスの至るところからアップデートを送るようになり、学生同士のおもしろいネットワークを作ったり、ミートアップを催したりしている。インターネット化したものが何でもそうであるように、コンスタントな情報のフィードによりクラスルームのディスカッションは完全に公開制になり、常時行われている状態になった。

Loreの協同ファウンダJoseph Cohenによると、Loreのベアボーンな機能集合(等級付け、ドキュメントのアップロード、それにカレンダー)は、多くの教師にとって、コース管理の従来の最有力ソフトBlackboardに換わりうる。Blackboardはぼくも使ったことがあるけど、メニュー構造が複雑でたいへんすぎる。それに、Loreにあるようなベーシックな機能しか使ったことがないから、いろいろ高度な機能は要らない。これまでLoreはFounder’s Fund,やShasta Ventures、Founder Collectiveなどから600万ドルを調達している(完全なリストはここに)。もちろんLoreはBlackboardや各大学の独自システムと厳しく競合している。でも、シンプルでしかも魅力的なニューズフィードのインタフェイスは、成長著しい教育市場で勝っていけそうだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))